既存杭の鉛直載荷試験における計画最大荷重の設定について

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 この度、上部基礎(豆腐基礎)の撤去・新設に伴い、その基礎杭(PC杭)の再利用を検討しております。
 押し込み試験による鉛直載荷試験を実施することになりました。
 私が担当している現場では、計画最大荷重を第2限界支持力(現在は第2限界抵抗力ですよね?)すなわち設計荷重の3倍とすると、載荷方式が過大となるため、軽減したいと思っています。

コメント

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(A)第1限界支持力:log P−log S 曲線で折れ点が現れる荷重
(B)第2限界支持力:10%杭径の沈下量が生じた杭頭荷重
ということでよろしいでしょうか。

(A)と(B)には関連性が無く、(A)の1/2と(B)の1/3がどちらが小さいか予想できません。
(A)/2≦(B)/3という根拠がありませんので、第2限界支持力を求めるまで決着が付かないのではないでしょうか。
またlog P−log S 曲線の折れ点は、明確に判断できない場合も少なくなく、試験最大荷重までに現れないこともあるでしょう。その場合、試験最大荷重が限界支持力となり、設計荷重に満たないことなります。

詳細があるかはわかりませんが、日本建築学会の「建築基礎構造設計指針」も調べてみては如何でしょうか。

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急速載荷試験や衝撃載荷試験というものもあるようです。

地盤工学会基準
杭の鉛直載荷試験方法・同解説(第一回改訂版)

専門業者に見積もり依頼してみては如何でしょうか。

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私の不勉強からか、投稿記事中の「豆腐基礎」とはどういうものなのかわかりません。
大変興味がありますので、どういうものなのか教えてください。

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コメント頂いた皆様、ありがとうございました。
意見を参考に少し深堀りして調べます。

ちなみに豆腐基礎とは、読んで字の如く、豆腐のような直方体の形状をした基礎です。
私の周りだけの俗称のようでした。。。
すみません。あまり一般ではなかったのですね。
大変失礼いたしました。