主催:公益社団法人地盤工学会
後援予定:公益社団法人土木学会,一般社団法人日本建築学会, 一般社団法人全国地質調査業協会連合会
公益社団法人日本地下水学会,一般社団法人日本応用地質学会, 一般社団法人岩の力学連合会
地下水調査法,特に帯水層など地盤の浸透特性を求める試験法では,公式と呼ばれる理論式が少なからず利用されていますが,試験や調査の手順と解析や整理の方法は“対”であるべきであり,その妥当性の基盤となる理論式や初期境界条件,誘導過程でみられる近似のための条件を理解することが重要です。また,最近の電子計算機の高精度化等により,より利便性の高い使い方が提案できるとともに,試験や調査の手順の改善や精度向上が期待できます。これらの背景から,平成29年7月に学会ホームページに「地下水調査に用いる井戸理論式の整理及び解説 (2017年度版)」が無料公開されました。
本講習会では,これらの執筆を担当した地下水調査ワーキンググループの委員が講師を務めます。講習内容は,理論式を適用する際の注意点の他にも,結果の解釈や利用方法も含めた実務上の留意点の他,掘削工事の排水設計など,地下水調査に携わる技術者に今後広く役立てて頂けるような内容となっています。多数のご参加をお待ちしております。
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