交差点部の線形

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主道路へ曲線で取り付く従道路の曲線半径の規定はありますが、曲線長、曲線部の拡幅についてはどう対処すべきでしょうか。
設計速度に応じた緩和曲線を挿入し最小曲線長及び拡幅量を満足させる必要がありますか。

コメント

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曲線長の規定や拡幅の規定の本質的意義を理解したほうがいいですね。
単純に判断すると今後のためになりません。

仮にT字交差と考えると、枝道側の車両は速度低下もしくは停止となります。
その場合も単路部と同様な計画でよいのか? そもそも曲線部の拡幅量の
意義とは何なのか・・・ 単路部と交差点部それぞれに道路が果たす
機能は何なのかを理解してください。

信号交差なのか一時停止なのかによっても判断は変わってくるでしょう。

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私もその通りだと考えます。
基準を満足するのは当然ですが、何よりも安全性の確保が最優先されます。
<拡幅について>
車両の内輪差で生じる物理的な物で、直線以外で拡幅が生じない道路は有りませんが、拡幅量の少ない曲線は対象から外している訳です。
※1 付加車線を含め、車線数の数(車両の数)に合わせた拡幅が行われていないことが多いようです。
※2 視距は確保されていますか。
<緩和曲線について>
安全性を最優先すれば、設置の必要性は判断できるかと思います。クロソイドを設けた場合と設けない場合で作図し、比較してみることをお勧めします。
<その他>
交差点での重大事故を未然に防ぐにはどうしたらよいか。交通量、道路のサービス度、交差点の視認性(視距とは違います)、縦断勾配、周辺の地形状況、沿道の出入り状況等を総合的に考慮して安全な交差点を設計してください。

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ご意見を頂いた皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。