自由勾配側溝 底打ちコンクリートの施工と溝幅・溝深の変更の目安

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自由勾配側溝の底打ちコンクリートの施工と溝幅・溝深の変更の目安について質問があります。
溝幅300mmや400mmの製品を使用する場合にどのくらいの深さで溝幅を変更しているのでしょうか。

案件は倉庫用地の造成です。
当初の計画では、溝幅300mm×溝深300~500mmの製品で、計画排水量を流下できるように造成地盤の計画高を決めていましたが、建築側の意見により計画高が変更になり、溝深が300~1000mmになり、溝幅300mmのままでは底打ちコンクリートの施工性がかなり悪いのではと考えています。

コメント

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300×1000の製品はないんじゃ無いかと思います。
製品の範疇でやるしかないでしょう。
高さ1000を必要とするケースは天端高さを見直す必要があるでしょう。
例えば、土工法面なら掘削深さを深くするとか。
流下能力上、1000も必要は無いはずです。

施工性が悪くとも出来るならやれば良いです。
個人的には施工性が著しく悪くなるとは感じません(バイブレーターで締め固めるのだから)
ただし、1000mm高さとなると側壁土圧に耐えられないと思います。
その辺りも総体的に考えると、天端位置の再検討が必要になると言う事です。

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一般的には流末側の高さからコントロールされると思いますが、制限がなければ、工事費で比較すれば良いのではないでしょうか。(土工も含めて)
300幅の製品は地域やメーカーにもよると思いますが、当地区では縦断用は1300深、横断用は1200深まであります。
製品自体はその寸法で許認可を取っているので、土圧に耐えられないということはありません。(土質条件などが許認可時と同じであれば)

私の経験上、側溝の底版打設でバイブを使ったことはありません。バイブを使ったとしてもコテ仕上げは必要です。深さがあると手を伸ばしたり、体を中に入れ込んだりしないといけないので、面倒ではあります。

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ご回答いただきながら、返信が遅くなり申し訳ございません。

民間工事のため施工費を抑えることに重点を置かざるをえなく、その分施工性が犠牲になるケースが多く自由勾配側溝の深さと排水勾配については施工業者からクレームが上がることもあります。

知人の施工者に何名かに確認すると、「やりたくない。」、「やれなくはない。」、「やれる。」など、人それぞれの回答があり判断に困っていました。
計画盛土高の見直しと自由勾配側溝の寸法の見なおしで、内幅400mm、内高400~700mmで排水計算上はOKとなりました。