公共工事で、普通コンクリートを50cm打設したのち、アスファルトを2層舗装する工事なのですが、 この場合、コンクリート打設完了後のアスファルト舗装は、4週の呼び強度が確保されていなければ施工できないのでしょうか? それとも、一定の呼び強度が確保されれば、施工は可能なのでしょうか? ご教示願います。
強度発現の程度よりも 非透水層や非透水膜をコンクリートの上面に設けるのは防水工と同じ配慮を要するかと思われます 若いコンクリート中の含水分(とくに本件では上面近傍の水分)がどこに移動するかを考えておかれた方が良いのではないでしょうか しかもアスファルト覆工時には温度が高いので水分が水蒸気になり膨張するとともに移動しやすくなりますがどこにどのようにその水蒸気は移動しようとしますでしょうか 思わぬ不具合としてはアスファルト層(防水層)で気泡がピンホール(ポットホール)を形成したりひびわれが生じた入り酷いときは剥がれたりします いわゆるブリスタリングと呼ばれる現象あるいはそれに類似の現象です お気を付けください
ご教示頂きありがとうございます。大変勉強になりました。 本件は、品質管理の観点から、4週強度を待っての施工に移ることに決まりました。 ご指摘頂いた点を十分注意の上、施工を行いたいと思います。
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#7650 Re: コンクリート打設後のアスファルト舗装について
強度発現の程度よりも
非透水層や非透水膜をコンクリートの上面に設けるのは防水工と同じ配慮を要するかと思われます
若いコンクリート中の含水分(とくに本件では上面近傍の水分)がどこに移動するかを考えておかれた方が良いのではないでしょうか
しかもアスファルト覆工時には温度が高いので水分が水蒸気になり膨張するとともに移動しやすくなりますがどこにどのようにその水蒸気は移動しようとしますでしょうか
思わぬ不具合としてはアスファルト層(防水層)で気泡がピンホール(ポットホール)を形成したりひびわれが生じた入り酷いときは剥がれたりします
いわゆるブリスタリングと呼ばれる現象あるいはそれに類似の現象です
お気を付けください
#7651 Re: コンクリート打設後のアスファルト舗装について
ご教示頂きありがとうございます。大変勉強になりました。
本件は、品質管理の観点から、4週強度を待っての施工に移ることに決まりました。
ご指摘頂いた点を十分注意の上、施工を行いたいと思います。