管渠の流量計算方法について

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農業・土木関連の設計をしています。既設の管渠の漏水対策に止水部材(長さ30cm程度)を漏水している箇所に取り付けて、止水工事を行ないたいと考えています。止水部材を取り付けると元々の管渠の10%程度、断面が欠損してしまいます。その流量の検討方法として、漸縮損失係数(ガルデルの係数)、漸拡による損失係数(ギブソンの実験値)により、求めたのですが、摩擦損失係数も求める必要が、あるのでしょうか?あるとすれば、どのような公式で摩擦損失係数を求めれば良いのでしょうか?

コメント

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自由水面の無い、管内が全部水で充満している「円形断面管水路」の内側に防水テ−プなどを貼り付けたと考えて宜しいでしょうか。
勿論、円形断面の管水路で内径が幾らで、施行部分前後の管路の状況は直線状態が上流に何メ−トル、下流に何メ−トル、それに管路は太さが変わらない一様断面で、傾斜しているのか、水平か、また流量はどの程度かなどの状況説明をすると、的確なコメントが得られます。
管内径が非常に細くない限り長さ30CMで摩擦損失を計算しても大きくなりませんが、ご自分で計算してみることは大切です。流量、水温(層流か乱流かに関係します)、管の粗度係数(滑面乱流か粗面乱流かに関係します)、管内径、管路長、管断面形などが摩擦損失は関係しますので、計算してみると大変な自信になると思います。
また、管内の圧力が負圧になるのは好ましくありませんが、まして水頭で−9mにもなれば水は気化して、キャビテ−ションやエア−ハンマ−や水撃現象などを起します。管内圧力は必ず計算して下さい。