橋梁の桁長(設計時、施工時)

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ユーザー 匿名投稿者 の写真

PC箱桁橋の桁長について、設計図は完成時の桁長で描かれるものだと思いますが、何時をもって完成とするのか分かりません。
設計図に示される桁長算出時のコンクリート材令、気温、クリープ量、PC緊張による縮量は何でしょうか、規定されているのでしょうか。

施工においては、コンクリート材令月差、気温差、クリープ量差、PC緊張による縮量を設計桁長に加減算して制作されるのでしょうか。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

非常に緻密な方ですね。

 私の少ない経験から申し上げれば、設計図での桁長は、前後の橋台や橋脚との位置関係から
必要とされる長さに設定することになります。

 その上で、製作時には、長期的に設計図の桁長になることを目指して作る、ということだと思います。

 但し、クリープ量や緊張による縮量など、それぞれに少なからず誤差を持っていますから、
施工誤差や熱伸縮など、必要に応じた遊間を確保し、伸縮装置を桁の両端に設置してその誤差
を吸収するのが一般的だと思います。

 やってみると分かるのですが、とてもミリメートル単位などで誤差は収まりません。

 桁長について、あまり緻密に検討しても、意味がないと思います。

ユーザー masa_taka009 の写真

そうですね。ミリの単位で管理するのは、大変ですよね。私は施工はしてないのですが、わかります。設計図面はミリまで頑張って出してますが。(笑)仕上がり管理はコンクリートとメタルとどっちが難しいのでしょかね?メタルですかね?温度による伸縮が大きそうですが。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

1.出来高検査の時の状態です

温度は標準温度の状態で計測します、計測時の温度が違えば補正します

クリープ乾燥収縮弾性変形も材令等で妥当性を検証します

ユーザー masa_taka009 の写真

なるほどですね。温度で補正をかけてチェックするのですか。大変ですね。図面を書いてる私には分らない御苦労があるのですね。頑張っていい図面を書く努力します。