スラブ隅角部の用心鉄筋

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ユーザー fuji の写真

二方向スラブの隅角部への用心鉄筋の配置について教えて下さい。
コンクリート標準示方書 構造性能照査編P209 (2)二方向スラブ ?に
「二方向スラブが、その周辺で壁またははりと単体的に造られていない場合、またはスラブが支承を超えて連続していない場合には、〜 用心鉄筋を配置しなければならない」
とあるのですが、文中の「壁またははりと単体的」とは壁、梁とは独立したスラブ(蓋?)の場合は必要で、壁または梁と一体的に造る場合は不必要なのでしょうか。
単体的の意味がわかりませんどなたか教えていだきませんでしょうか。

また、示方書の図に用心鉄筋配置図があるのですが、右側の配置(対角線に平行)が上側、左側の配置(対角線に直角)が下側の配置だと思うのですが。

現在スラブの設計を行っています、施工上鉄筋を増やしたくありません、どなたか教えて下さい。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

 コンクリート標準示方書 構造性能照査編 P.209の(2)?の条文に示されるように、「支承を超えて連続していない」単純版で、「その周辺で壁またははりと単体的に造られていない」支承で受けている(指摘されているように、独立した蓋のようなものの)場合には、スラブの隅角部の上下両側に用心鉄筋を配置する必要がある。
 配置する用心鉄筋は、示方書の図12.5.2に示されるように、隅角部上側には図の右上のように対角線に平行に配置するか、図の左上のようにスラブの両辺に平行に配置する。隅角部下側には図の右下のように対角線に直角に配置するか、図の左下のようにスラブの両辺に平行に配置する。