分からない事があり、どなたかの意見をお伺いしたいと思います。 高速道路(含む 自専道)の切土法面勾配について、平面視距はまず影響の無い線形において、風化岩岩盤層であっても1:0.5などの急勾配とせず1:1.5あたりの緩勾配を採用している事が多いと思うのですが、何か基準でもあるのでしょうか? 土工バランスが取れているなら、岩盤層は1:0.5などの急勾配+法面対策で計画する場合もあるのでしょうか。 コメントを追加 コメント #9912 Re: 高速道路の切土法面勾配 法面対策で成立させている箇所もあります。 土地を余裕を持って買えたかどうか、お金や災害対策の都合などなど理由はいくつもあります 基準の話だと設計要領第一集に切土について記載はあります 安全に安くするなら安定勾配にすると思いますが 返信 #9914 Re: 高速道路の切土法面勾配 解答ありがとうございます。 災害対策の都合と言うのは、例えばどんな都合でしょうか? 今、風化岩程度なのですが、1:15で切るよりも1:0.6位(設計要領に書いている通り)で法枠類を施した方が安いのですが、何故か1:1.5で切っています。 平面視距の障害はないので、あとは土工バランスくらいしか考えられないなとは感じています。 返信 #9915 Re: 高速道路の切土法面勾配 例えば地すべりの懸念があるブロックであれば該当範囲を全て対策する場合があります。 安定勾配でもNGな場合もあれば、何かしらの理由でアンカーを打てないこともあります。 前提として、安いかよりも、安全かどうかを優先して設計されています。 当該箇所の規模や物性など存じませんが、急斜面に切って法枠にした場合、背負う土はかなり増加するかと思います。 その上で安定検討上問題ないでしょうか。アンカーは敷地内で収まる長さで済むのか、地下構造と干渉しないか、法面上部は安全なのか、検討すべき項目は沢山あるかと 土工バランスで安全を蔑ろにすることはないと思います。 返信 #9916 Re: 高速道路の切土法面勾配 当たり前なのですが、全てにおいて安全であることを担保した上での法面勾配についての質問です。 また、これからやろうとしているのではなく、既に出来上がった法面に対しての質問で、何故法面を立てずに1:1.5に寝かせたのかを知りたいのです。 よって検討すべき項目は全てにおいて検証した上で完成した法面について意見を募りたいのです。 返信 #9917 Re: 高速道路の切土法面勾配 検討済みの内容は把握されているのですか?諸条件は認知しているのですか? 検討比較を見てどれが一番安全率が高く、金額が安く、工程が短く、他の影響が少ないか分かっていますか? 風化岩という情報だけでは何とも言えませんし答えもありません 意見を募るのであれば意見交換広場へどうぞ 返信 #9919 Re: 高速道路の切土法面勾配 諸条件については全て把握しているのです。 その上で将来に向けた維持管理費を含むライフサイクルコストの検証を行っているところです。 質問は風化岩を1:1.5の緩勾配で切ってまで開削する理由を知りたいのです。・・・現地は完成しています。 そのなかで岩質への見立てを推し量る情報を示す必要は無いと思っています。 返信 #9920 Re: 高速道路の切土法面勾配 諸条件を把握されているならば比較表でも作成してみてはいかがでしょうか どんな条件でも満足する斜面安定の状態であれば、より安全だからではないでしょうか 維持管理も急勾配より緩勾配の方がしやすいですし、過去に近辺で土砂崩れなどの災害があれば事前策として有効です 当該箇所の協議記録に何か記載はありませんか? 逆にですが、お金以外で急勾配にする理由はありますか? 返信 #9921 Re: 高速道路の切土法面勾配 質問の主旨からズレているものについては返答出来ませんが、要するに質問は極めてシンプルで、「風化岩を1:1.5の緩勾配で切ってまで開削する要因」を知りたいのです。 緩い切土法面勾配は、高速道路をはじめとした自動車専用道路に多いのです。 やはり土工バランスしかないのかなと思っている次第です。 返信 #9922 Re: 高速道路の切土法面勾配 N値等が不明ですが、風化岩という地質になっているのなら実質礫質土ではないでしょうか。N値は50~100ぐらいではないですか。 地質として岩になっているのですか?それなら岩等級として軟岩~硬岩の分類が必要な筈ですので、軟岩Ⅰになっていますか? 岩級区分というのが良くわからなくて、昔調べたことがあります。RQDとか色々書かれていて区分されているのですが、最後は積算上の区分になるというのが結論でした。要は、バックホーで掘削できるものは、土砂扱いです。岩ではありません。岩なら積算上は大型フ゛レーカー等です。 地質調査では、風化が激しくて亀裂だらけでも深部の硬岩の続きとして、岩として軟岩にされている場合が多々あります。 学問的な地質区分と実際の積算と齟齬が生じているのではないですか。 NEXCOの基準は存じないですが、道路土工からは、1.0~1.5ぐらいの切土だと思います。長大のり面なら1.5でも要検討です。 岩扱いされていても、風化岩で0.6の切土勾配は危険だと思います。 また、一般的には土工だけのほうが、法枠工等の構造物をするより工法的には安価になると思いますが。 仮に、0.6を安定勾配だとすれば、表面保護工だけでよいですので、緑化工かコンクリート吹付工、法枠工(補強材のないもの)等ですね。 返信 #9923 Re: 高速道路の切土法面勾配 挙げられる要因としては ・より安全だから ・周辺で事例があるから ・法面上部の崩積土の有無 ・風化の速い岩だから ・亀裂が多く発見されたから ・地域特有の風化岩だから ・地下水位の影響 ・断層の有無 ・施工コストを比較した結果 ←今回は違うようですが ・アンカー等の維持管理が手間だから ・工程の影響 ・土工バランス ・周辺地域と協議した結果 ・施主意向 他にも色々あるでしょうが… 土工バランスを推しているようですが 土工バランス込みで金額比較はしましたか 工事区間全体の土工バランスの資料は確認しましたか 搬出先、購入先の距離や金額比較も込みで比較してみてください 返信 #9918 Re: 高速道路の切土法面勾配 風化岩岩盤層であっても長期に渡り安定した地山でないと 設計者が判断したのでしょうが 土質調査報告書がないとなんとも言えませんね 返信
#9912 Re: 高速道路の切土法面勾配 法面対策で成立させている箇所もあります。 土地を余裕を持って買えたかどうか、お金や災害対策の都合などなど理由はいくつもあります 基準の話だと設計要領第一集に切土について記載はあります 安全に安くするなら安定勾配にすると思いますが 返信
#9914 Re: 高速道路の切土法面勾配 解答ありがとうございます。 災害対策の都合と言うのは、例えばどんな都合でしょうか? 今、風化岩程度なのですが、1:15で切るよりも1:0.6位(設計要領に書いている通り)で法枠類を施した方が安いのですが、何故か1:1.5で切っています。 平面視距の障害はないので、あとは土工バランスくらいしか考えられないなとは感じています。 返信
#9915 Re: 高速道路の切土法面勾配 例えば地すべりの懸念があるブロックであれば該当範囲を全て対策する場合があります。 安定勾配でもNGな場合もあれば、何かしらの理由でアンカーを打てないこともあります。 前提として、安いかよりも、安全かどうかを優先して設計されています。 当該箇所の規模や物性など存じませんが、急斜面に切って法枠にした場合、背負う土はかなり増加するかと思います。 その上で安定検討上問題ないでしょうか。アンカーは敷地内で収まる長さで済むのか、地下構造と干渉しないか、法面上部は安全なのか、検討すべき項目は沢山あるかと 土工バランスで安全を蔑ろにすることはないと思います。 返信
#9916 Re: 高速道路の切土法面勾配 当たり前なのですが、全てにおいて安全であることを担保した上での法面勾配についての質問です。 また、これからやろうとしているのではなく、既に出来上がった法面に対しての質問で、何故法面を立てずに1:1.5に寝かせたのかを知りたいのです。 よって検討すべき項目は全てにおいて検証した上で完成した法面について意見を募りたいのです。 返信
#9917 Re: 高速道路の切土法面勾配 検討済みの内容は把握されているのですか?諸条件は認知しているのですか? 検討比較を見てどれが一番安全率が高く、金額が安く、工程が短く、他の影響が少ないか分かっていますか? 風化岩という情報だけでは何とも言えませんし答えもありません 意見を募るのであれば意見交換広場へどうぞ 返信
#9919 Re: 高速道路の切土法面勾配 諸条件については全て把握しているのです。 その上で将来に向けた維持管理費を含むライフサイクルコストの検証を行っているところです。 質問は風化岩を1:1.5の緩勾配で切ってまで開削する理由を知りたいのです。・・・現地は完成しています。 そのなかで岩質への見立てを推し量る情報を示す必要は無いと思っています。 返信
#9920 Re: 高速道路の切土法面勾配 諸条件を把握されているならば比較表でも作成してみてはいかがでしょうか どんな条件でも満足する斜面安定の状態であれば、より安全だからではないでしょうか 維持管理も急勾配より緩勾配の方がしやすいですし、過去に近辺で土砂崩れなどの災害があれば事前策として有効です 当該箇所の協議記録に何か記載はありませんか? 逆にですが、お金以外で急勾配にする理由はありますか? 返信
#9921 Re: 高速道路の切土法面勾配 質問の主旨からズレているものについては返答出来ませんが、要するに質問は極めてシンプルで、「風化岩を1:1.5の緩勾配で切ってまで開削する要因」を知りたいのです。 緩い切土法面勾配は、高速道路をはじめとした自動車専用道路に多いのです。 やはり土工バランスしかないのかなと思っている次第です。 返信
#9922 Re: 高速道路の切土法面勾配 N値等が不明ですが、風化岩という地質になっているのなら実質礫質土ではないでしょうか。N値は50~100ぐらいではないですか。 地質として岩になっているのですか?それなら岩等級として軟岩~硬岩の分類が必要な筈ですので、軟岩Ⅰになっていますか? 岩級区分というのが良くわからなくて、昔調べたことがあります。RQDとか色々書かれていて区分されているのですが、最後は積算上の区分になるというのが結論でした。要は、バックホーで掘削できるものは、土砂扱いです。岩ではありません。岩なら積算上は大型フ゛レーカー等です。 地質調査では、風化が激しくて亀裂だらけでも深部の硬岩の続きとして、岩として軟岩にされている場合が多々あります。 学問的な地質区分と実際の積算と齟齬が生じているのではないですか。 NEXCOの基準は存じないですが、道路土工からは、1.0~1.5ぐらいの切土だと思います。長大のり面なら1.5でも要検討です。 岩扱いされていても、風化岩で0.6の切土勾配は危険だと思います。 また、一般的には土工だけのほうが、法枠工等の構造物をするより工法的には安価になると思いますが。 仮に、0.6を安定勾配だとすれば、表面保護工だけでよいですので、緑化工かコンクリート吹付工、法枠工(補強材のないもの)等ですね。 返信
#9923 Re: 高速道路の切土法面勾配 挙げられる要因としては ・より安全だから ・周辺で事例があるから ・法面上部の崩積土の有無 ・風化の速い岩だから ・亀裂が多く発見されたから ・地域特有の風化岩だから ・地下水位の影響 ・断層の有無 ・施工コストを比較した結果 ←今回は違うようですが ・アンカー等の維持管理が手間だから ・工程の影響 ・土工バランス ・周辺地域と協議した結果 ・施主意向 他にも色々あるでしょうが… 土工バランスを推しているようですが 土工バランス込みで金額比較はしましたか 工事区間全体の土工バランスの資料は確認しましたか 搬出先、購入先の距離や金額比較も込みで比較してみてください 返信
コメント
#9912 Re: 高速道路の切土法面勾配
法面対策で成立させている箇所もあります。
土地を余裕を持って買えたかどうか、お金や災害対策の都合などなど理由はいくつもあります
基準の話だと設計要領第一集に切土について記載はあります
安全に安くするなら安定勾配にすると思いますが
#9914 Re: 高速道路の切土法面勾配
解答ありがとうございます。
災害対策の都合と言うのは、例えばどんな都合でしょうか?
今、風化岩程度なのですが、1:15で切るよりも1:0.6位(設計要領に書いている通り)で法枠類を施した方が安いのですが、何故か1:1.5で切っています。
平面視距の障害はないので、あとは土工バランスくらいしか考えられないなとは感じています。
#9915 Re: 高速道路の切土法面勾配
例えば地すべりの懸念があるブロックであれば該当範囲を全て対策する場合があります。
安定勾配でもNGな場合もあれば、何かしらの理由でアンカーを打てないこともあります。
前提として、安いかよりも、安全かどうかを優先して設計されています。
当該箇所の規模や物性など存じませんが、急斜面に切って法枠にした場合、背負う土はかなり増加するかと思います。
その上で安定検討上問題ないでしょうか。アンカーは敷地内で収まる長さで済むのか、地下構造と干渉しないか、法面上部は安全なのか、検討すべき項目は沢山あるかと
土工バランスで安全を蔑ろにすることはないと思います。
#9916 Re: 高速道路の切土法面勾配
当たり前なのですが、全てにおいて安全であることを担保した上での法面勾配についての質問です。
また、これからやろうとしているのではなく、既に出来上がった法面に対しての質問で、何故法面を立てずに1:1.5に寝かせたのかを知りたいのです。
よって検討すべき項目は全てにおいて検証した上で完成した法面について意見を募りたいのです。
#9917 Re: 高速道路の切土法面勾配
検討済みの内容は把握されているのですか?諸条件は認知しているのですか?
検討比較を見てどれが一番安全率が高く、金額が安く、工程が短く、他の影響が少ないか分かっていますか?
風化岩という情報だけでは何とも言えませんし答えもありません
意見を募るのであれば意見交換広場へどうぞ
#9919 Re: 高速道路の切土法面勾配
諸条件については全て把握しているのです。
その上で将来に向けた維持管理費を含むライフサイクルコストの検証を行っているところです。
質問は風化岩を1:1.5の緩勾配で切ってまで開削する理由を知りたいのです。・・・現地は完成しています。
そのなかで岩質への見立てを推し量る情報を示す必要は無いと思っています。
#9920 Re: 高速道路の切土法面勾配
諸条件を把握されているならば比較表でも作成してみてはいかがでしょうか
どんな条件でも満足する斜面安定の状態であれば、より安全だからではないでしょうか
維持管理も急勾配より緩勾配の方がしやすいですし、過去に近辺で土砂崩れなどの災害があれば事前策として有効です
当該箇所の協議記録に何か記載はありませんか?
逆にですが、お金以外で急勾配にする理由はありますか?
#9921 Re: 高速道路の切土法面勾配
質問の主旨からズレているものについては返答出来ませんが、要するに質問は極めてシンプルで、「風化岩を1:1.5の緩勾配で切ってまで開削する要因」を知りたいのです。
緩い切土法面勾配は、高速道路をはじめとした自動車専用道路に多いのです。
やはり土工バランスしかないのかなと思っている次第です。
#9922 Re: 高速道路の切土法面勾配
N値等が不明ですが、風化岩という地質になっているのなら実質礫質土ではないでしょうか。N値は50~100ぐらいではないですか。
地質として岩になっているのですか?それなら岩等級として軟岩~硬岩の分類が必要な筈ですので、軟岩Ⅰになっていますか?
岩級区分というのが良くわからなくて、昔調べたことがあります。RQDとか色々書かれていて区分されているのですが、最後は積算上の区分になるというのが結論でした。要は、バックホーで掘削できるものは、土砂扱いです。岩ではありません。岩なら積算上は大型フ゛レーカー等です。
地質調査では、風化が激しくて亀裂だらけでも深部の硬岩の続きとして、岩として軟岩にされている場合が多々あります。
学問的な地質区分と実際の積算と齟齬が生じているのではないですか。
NEXCOの基準は存じないですが、道路土工からは、1.0~1.5ぐらいの切土だと思います。長大のり面なら1.5でも要検討です。
岩扱いされていても、風化岩で0.6の切土勾配は危険だと思います。
また、一般的には土工だけのほうが、法枠工等の構造物をするより工法的には安価になると思いますが。
仮に、0.6を安定勾配だとすれば、表面保護工だけでよいですので、緑化工かコンクリート吹付工、法枠工(補強材のないもの)等ですね。
#9923 Re: 高速道路の切土法面勾配
挙げられる要因としては
・より安全だから
・周辺で事例があるから
・法面上部の崩積土の有無
・風化の速い岩だから
・亀裂が多く発見されたから
・地域特有の風化岩だから
・地下水位の影響
・断層の有無
・施工コストを比較した結果 ←今回は違うようですが
・アンカー等の維持管理が手間だから
・工程の影響
・土工バランス
・周辺地域と協議した結果
・施主意向
他にも色々あるでしょうが…
土工バランスを推しているようですが
土工バランス込みで金額比較はしましたか
工事区間全体の土工バランスの資料は確認しましたか
搬出先、購入先の距離や金額比較も込みで比較してみてください
#9918 Re: 高速道路の切土法面勾配
風化岩岩盤層であっても長期に渡り安定した地山でないと
設計者が判断したのでしょうが
土質調査報告書がないとなんとも言えませんね