塩害の調査について

セクション: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

橋梁の塩害調査で塩化物イオン濃度試験を行うと思いますが、試験資料はコアーから切り取り採取するものでしょうか?
鉄筋の腐食状況を確認するためはつり調査を行いますが、コンクリートのはつり片から試料採取はできないものなのでしょうか?
深さ関係がわからなくなるため難しいものなのでしょうか?
それではドリルで試料採取するのはあるのでしょうか?

詳しいことが分からないのでよろしくお願いいたします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

コアを使用する場合も試験時に粉砕するので、はつり片でもできます。
ただし、深さ方向が分かるような試料の取り方が必要です。
ドリル削孔粉でも同様です。

不安であれば、依頼予定の塩分含有量試験の会社に聞いてみてください。
教えてくれますよ。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

ありがとうございました。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

塩素イオン濃度を調べる試料は,コアでも,ドリル法でも,はつり片でも,深さ関係が分かる必要があります。また,粗骨材の大きさも気にする必要があります。石ばかりの部分を採取すると,塩分は検出されない可能性があり,正確な濃度が求まらない可能性があります。よって,コア径は粗骨材径の何倍とか,ドリル法は複数位置で深度別にドリル粉を採取するとか,工夫が必要です。確か指針などがあったはずです。はつり片は,その当りがいい加減になってしまうので,あくまで参考資料的な扱いになってしまうような気がします。