舗装計画交通量と疲労破壊輪数について

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交通量区分N7の舗装構成を検討しようとしています。
N7は舗装計画交通量3000台/日・方向以上ですが、目下考えている路線の大型車計画交通量は約12000台/日・方向です。
舗装設計施工指針にはN7の場合35,000,000輪数/10年とありますが、1桁オーダーが異なるところでそのまま用いていいものか考えています。
35,000,000輪数/10年は日当たり9,589輪数なので1台10t(49kN換算2輪)であれば4,795台ですが、1台当たりの換算輪数について確からしい情報があれば35,000,000輪数/10年によらず輪数計算ができるような気がしています。なにか情報があればご教示ください。

コメント

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心配であれば疲労破壊輪数を求める式で計算してください。
書きづらいのであれですが、49kN換算輪数であれば
((前輪kN/49kN)^4+(後輪akN/49kN)^4+(後輪bkN/49kN)^4+(後輪ckN/49kN)^4)*台数*365日*10年

最大積載の状態をイメージして計算するとかなり多くなります。

元々N7交通の35,000,000輪は、一般道を意識しているため積込み量や車の大小など、いろいろ勘案されて算出されているのでかなり小さいです。

しかし、物流倉庫などは最大積載状態で来る、若しくは出すことがあるので、交通量区分で算出すると足りないパターンが多々あります。

大型車12000台/日・方向も走るなら、積んでいる重量にもよりますがN7だけを根拠にすると壊れる気がします
もし最大荷重で12000台走れば9000万輪数を超えます

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早速のご回答ありがとうございます。4乗則は知りませんでした。ネットで調べたところ中部の某コンサルさんの工事用道路設計の計算例があり、工事用車両が20トンで片側10トンの前後バランスが前輪2トン、後輪8トンでご教示いただいた式が適用されていました。目下の課題は工事用道路ではなく一般道路のなのでピンからキリまで様々な大型車が通っているのをどうするかなのですが発注者にも統計があるか聞いてみます。何にもなければ交通量調査でもしてセミトレーラーの割合などからデータを作るのかなと思ってきました。ありがとうございました。