鋼箱桁の設計について

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土木設計者 社会人2年目の者です。
基本中の基本から教えていただきたく存じます。
鋼箱桁橋の設計において、箱桁の部材断面等を決めるには何からスタートするのでしょうか。
道路に載荷する床版や付属物などの死荷重、活荷重により部材厚や鋼重が決まることはわかります。
一方で、桁自体の重量も死荷重として考慮されるのでしょうか。
また、地震時荷重や風荷重などの水平荷重も部材断面の決定に必要な理由を知りたいです。
よろしくお願いいたします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

まずは道路橋示方書を一読することをお勧めします。

ユーザー 虹製品屋さん の写真

当方、橋梁の設計は行っておりませんが設計の基本的な事項として記述致します。

常時で考量する荷重は大きく分けて活荷重と死荷重の2種類があります。
橋梁の場合スパン長が長く影響が大きいので、桁自体の自重も死荷重として考慮すべきかと思います。
雪国では死荷重に雪荷重を考慮する場合もあります。

地震時荷重や風荷重を考慮するのは、異常荷重時でも持つように設計しなければならないからですが
考慮するかどうかは準拠する指針や発注者により変化すると思います。
大きな構造物ほど重要度(取替えの難しさや、交通への影響)が大きいので、
様々な荷重ケースで持つようにしないといけません。
また、地震時荷重はせん断に大きく影響するので、部材厚を決めるのに重要になります。
風荷重に関しては、風を受ける面積が大きい場合や風の強い地域は考慮したほうが良いです。

覚えることは多いし、何から理解すればよいか分からないと思いますが
経験を重ねるごとに分かってくると思います。
応援しています。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

会社に過去設計成果があるでしょうから、それを見て知識を得たら良いと思います。
一度見てみればそれほど悩むことでもないでしょうし、さほど難しい事ではないです。