孔内水平載荷試験による変形係数とN値から推定した変形係数

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杭基礎の設計において報告書をチェックしています。
水平地盤反力係数を算出する過程で、変形係数を求めると思います。
報告書を見るとE0=2800・Nと、N値から推定しています。
一方で孔内水平載荷試験で、変形係数を求める場合もあると思います。

この2つの使い分けというか、推定値を用いる場合と
孔内水平載荷試験を用いる場合というのは、どう使い分けるのでしょうか。

例えば、粘性土やシルト質など軟弱地盤の場合や、
単純な地層でなく、砂質土と粘性土がミルフィーユのように入り混じっている場合など
精度を上げたい場合は孔内水平載荷試験を用いるのでしょうか。
分からないので、お教えください。よろしくお願いいたします。

コメント

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基本的に、室内土質試験(一軸・三軸圧縮試験等)>原位置試験(孔内水平載荷試験等)>N値からの推定(2800N)という順番で採用すれば良いと思います。
孔内水平載荷試験が行われているにも関わらず、2800Nを採用しているのであれば、その理由を押さえておく必要があると思います。

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返信ありがとうございます。
孔内水平載荷試験は、行われておらず
推定値で杭基礎の計算がなされています。

これは当初の設計に孔内水平載荷試験が計上されていなかったため、当たり前なのでしょうが、

特にそういう話も協議では特になく、
当たり前のように推定値で変形係数が計算されていたので
どうするのが一般的なのか知りたかった次第です。

ちなみに土質は一様に10mくらい砂質土で(一部1mくらいはシルト)10m深度に支持地盤となる風化岩(D級)があるような土質です。