JIS側溝の構造計算と自主開発側溝の構造計算

セクション: 
|
トピックス: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

JIS側溝(街渠型)について、頻繁に活荷重が作用しないことを条件に、T25の場合、50kNの輪荷重を作用させた構造計算を行う。
となっている。
また、頻繁に作用しない荷重であるから、許容応力度を1.5倍(5割り増し)で設計する。
このようになっているが、以下の側溝で、許容応力度の取り扱いが異なっているが、何か統一見解があるのかを確認したいと思います。

1.管渠型側溝については、概ね許容応力度の割り増しは行っていない。
2.可変側溝については、許容応力度の割り増しをおこなっている。
  根拠は、JPCS-RC7253 となっている。

可変側溝の中でも、壁高が大きい断面(1.0m超)では、車道側の土圧+載荷重などは、頻繁に活荷重が作用しないと言った論拠が苦しいと考えられるが如何なものでしょうか?

JIS改定の折り、ひび割れ幅0.05mmの範囲と言った意見も出ているようですが、このひび割れ幅との関連もわかりません。

これらの情報について、確かな論拠となる公式見解がありましたら、教えて下さい。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

一般の側溝に関しては、側溝に関する基準であるJISに準じた。
管渠型側溝に関しては、管渠に関し記載がある道路土工カルバート工指針(より厳しくなる)に準じた。
くらいのものではないでしょうか。

一般の側溝の割り増しの話は、側溝は構造物としての重要度が相対的に低いこと、またたとえば標準設計改定の際に土木研究所が収集した側溝の損傷事例から現図集で問題ないと判断されていること(古い図集の解説参照)、などから、総合的に設定しているように思います。

この件にかかわらず、文言だけをとり簡単に整合しないと判断するのは誤る場合もあると思います。