護岸ブロックの力学的安定照査について

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護岸ブロックの設計をしているものです。よろしくお願いします。

「実際の護岸では水理特性値が得られた状況とは異なり、洗掘や地盤強度の違い・施工誤差などから不陸などが生じる可能性がある。万一、不陸等が生じると揚力・抗力が増加し、不陸等が発生した地点より破壊が生じる危険性がある。
 したがって、実際の河川における群体ブロックの移動限界流速は、理想的に配置された群体ブロックの移動限界流速と単体ブロックの移動限界流速との間にあると考えられるため、護岸の設計にあたっては、測定された水理特性値より求められる移動限界流速を補正する必要がある。そこで、当面の間、設計に用いる移動限界流速を低減率で補正することを推奨する。」

とあります。
(財)土木研究センターの発行する「護岸ブロックの水理特性値試験報告書」に書いてあるみたいなのですが、この書籍を手に入れることが出来ません。

どのようなことが書いてあるのでしょうか。あるいは、書籍を購入できるのでしょうか。

ご教示ください。

コメント

#3382

(財)土木研究センターの発行する護岸ブロックの水理特性値試験報告書は、護岸ブロック水理特性値試験の後、発行される物で一般に領布はされていないそうです。

具体的な内容までは拾えませんでしたが、護岸ブロックの群体時移動限界流速は補正(低減)が必要となるとかいった内容が記されてるみたいです。

詳しくは、こちらに聞かれると良いかもです。
www.pwrc.or.jp/oldnews/wnew0001.html#002

リンク先の許可は取っていませんので、まずければ削除をお願いします。

#3383

おたずねの内容について、財団法人土木研究センターのホームページで見ることができます。

まず、ホームページを開いてください。

画面左側にある、事業案内「試験証明」を選択します。

証明・成績書を出す試験の一覧が表示されますので、No1 護岸ブロックの水理特性値試験の「詳細説明欄の丸印」を選択します。

画面左側にある「護岸ブロックの力学的安定照査について」を選択します。

ここで、「移動限界流速の補正について」記載されています。

#3387

ご意見ありがとうございました。大変参考になりました。
そこで、計算してみた結果、
「めくれ」部分だけがOUTになってしまったのですが、
計算書として、
「ブロック端部の小口止めが必要である」と書けばいいのでしょうか?
あるいは、「めくれ」の検討でOUTなら使用するブロックは使えないのでしょうか?
それともブロック端部の小口止めにおける計算が必要でしょうか?
ブロック端部の小口止めの計算方法は?

ご教示願います。

#3388

過去に、メーカー各社の安定計算書を見る立場(発注者)にありましたが、「めくれ」の検討結果だけがOUTになった場合は、「ブロック端部の小口止めが必要である」と記述するだけですませていましたし、それで承認をしていました。