コンクリート標準示方書 「9.5.4基本定着長」 において
fbod:コンクリートの設計付着強度で、γcは1.3として、式(3.2.3)のfbokより求めてよい。ただし、fbod≦3.2 N/mm2
上記のような表現がありますが、fbod=fbok/γc と考えて良いのでしょうか?(昭和61年版・コンクリート標準示方書の該当個所を読む限り、そう思えます) はっきりした式が示されていない為、fbod=fbokで良いように受け取れます。 出来れば、示方書の文章を直した方が良いかもしれません。
「コンクリート標準示方書」の最新版、「[2002年制定]コンクリート標準示方書[構造性能照査編]」により、コメントします。 同示方書3.1一般の(3)の規定には「材料の設計強度fdは、材料強度の特性値fkを材料係数γmで除した値とする。」と規定されています。 従いまして、コンクリートの設計付着強度fbodは、付着強度の特性値fbokをコンクリートの材料係数γcで除した値となります。 用語の定義にも示されておりまして、用語の意味を理解していただければ、誤解されないと思われます。
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#298 基本定着長の式について
「コンクリート標準示方書」の最新版、「[2002年制定]コンクリート標準示方書[構造性能照査編]」により、コメントします。
同示方書3.1一般の(3)の規定には「材料の設計強度fdは、材料強度の特性値fkを材料係数γmで除した値とする。」と規定されています。
従いまして、コンクリートの設計付着強度fbodは、付着強度の特性値fbokをコンクリートの材料係数γcで除した値となります。
用語の定義にも示されておりまして、用語の意味を理解していただければ、誤解されないと思われます。