PHC杭施工管理について

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PHC杭の打設施工に当たり、偏芯の規格は要覧等に記載されていますが、フーチンク゛縁端との距離の規格値がわかりません。
道路橋示方書には設計基準は記載されていました。
よろしくお願いします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

記述がないと言うことは、道路橋示方書が標準です

ユーザー nomkei の写真

フーチングの規格値は、躯体の出来形規格値によると思います。
出来形図において、フーチング端との距離を表示しなければならないので、全ての数字に規格値を入れなければならないと、ご心配なさっているのでしょうか?例えば、杭の偏心量規格値が±100、フーチングの出来形規格値が±30とすると、偏心量と躯体が合わさって、杭芯からフーチング端までの距離の規格値は±130になるとか。検査官に「規格値がこんな大きくて良いのか?」と突っ込まれそうですね。

竣工図の表記法ということであれば、以下のようにすれば如何でしょうか。
(1)杭芯の出来形管理図と(2)フーチングの出来形管理図は別図とし、(1)には偏心量の規格値のみを表示し、フーチング寸法は設計値とするか、もしくは実測値にする。同様に(2)には偏心量の規格値は表記しない。
何れにしろ、発注者と相談して決めればよいのではないでしょうか。

ユーザー kuma の写真

杭とフーチング結合部の照査項目として
・垂直支圧応力度
・押抜きせん断応力度
・水平支圧応力度
・水平押抜きせん断応力度
が上げられます。
設計杭芯からフーチング端部までの最短距離がある一定数値まで減少(偏芯)すると、
応力不足になる数値が逆算出来ると思います。
以前施工した基礎杭が規格値から外れたため、同様の計算をしたことがあります。