歩道橋鋼製橋脚の設計について

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歩道橋の鋼製橋脚の場合、H24道示の細長比パラメータを満足する必要があるのでしょうか?

規模が小さく応力では余裕がありパラメータで断面が決定する状況です。
歩道橋の橋脚の被災事例が無い?(規模が小さく表に出てないだけかもしれませんが)ことから一概にH24道示を適用しなくても良いのではと思ってますが、
それを示す根拠が分かりません。
鋼製橋脚の参考資料等あるのでしたらご教授願えませんでしょうか?

※現状ではパラメータを満足する断面で設計しています。

コメント

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細長比パラメータとは 道示Ⅱ4.1.5のことでしたら、解説に書いている内容を解析なり実験で立証すれば良いと思います・・・但しその内容を理解できる発注者が理解して認めた場合です、また、それを議事録に残しておくのが良い。

規模が小さい歩道橋と言っても、製作する鋼製橋脚でそのようなパラメーターで決定される形状寸法なんて・・・何かがおかしいと思いますよ

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返信ありがとうございます。

細長比パラメータとは道示Ⅴ11.4の11.4.11式のことです。
鋼製橋脚の非線形履歴モデルを組む場合、「適用範囲は・・・とする。」と記述があるためH24道示を準拠する場合は適用範囲を満足する必要があると思います。
適用範囲外の場合は、別の設計手法があるのか知りたい所です。

また、H14道示の場合は「適用範囲としては”概ね”・・・であり」と記述されています。
H14道示で設計していた時は多少の範囲外でもOKとしていたのかも気になる所です。

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適用範囲外は11.4の解説にもあるよう実験による検証が必要です 
他に、前提条件は道示Ⅴ11.1(1)(2)の条文と解説も合わせて読まれたし
H24はH14で不明となっていた部分が研究により明らかになった部分を取り入れていますが、3D等の解析によって
全てが解決できるまでには至っていません。
歩道橋及び立体横断施設の鋼製脚については限界状態をどのように設定するかが重要です
実証的研究成果を,拾い上げて,設計者が責任を持って取捨選択することです
道路橋橋脚の地震時限界状態設計法に関する共同研究報告書(Ⅵ)第183号
ファイバーモデルを用いた補剛矩形断面鋼部材の耐震性能照査法に関する一提案,橋梁と基礎

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示した参考文献の実験に範囲外の結果もあれば その結果が(歩道橋)使用できると判断できれば使用してもよいでしょうが
発注者へ技術的説明と、範囲を超えて使用した場合のメリット(経済性 施工性 維持管理性)の説明責任があります、また発注者の技術的管理者に了解をとるひつようがあります

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返信ありがとうございます。
技術的に既に確立されているという前提に立っていましたが、まだまだ未解明のことが多いということが分かりました。
今後の研究結果に期待します。
教えて頂いた参考文献やその他研究結果も探して勉強したいと思います。