軸力が作用する部材の設計方法について

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コンクリート構造で軸力部材の設計を行っているのですが、「終局限界状態」に対する設計について教えてください。
対象部材が、圧縮力が作用する場合は、コンクリート標準示方書[設計編:標準]2.4.2.1に準拠して、設計することができると思います。
しかし、引張力が作用する部材についてはどのように考えたら良いのでしょうか?
ちなみに、曲げが作用する部材については、同2.4.2.1(5)の等価応力ブロックの考え方に基づいて設計すればよいと思いますが。。。

引張部材に対しては、プレストレスにより圧縮力を導入した構造(PC)と考えていますが、引張応力は許容しようと思っています。

以上、よろしくお願いします。

コメント

ユーザー 河村直彦 の写真

基本的にはコンクリートは引張力を負担しません。これは,コンクリートの引張による破壊が脆性的であること,(引張)終局限界状態に至るときにはひび割れが多数発生していることによります。
PC構造とのことですので,PC鋼材の引張強度Puだけカウントするのがいいと思います。あと鉄筋もあるでしょうから,その引張力も加えていいでしょう。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

引張軸力が作用し、プレストレスにより圧縮力を導入し、引張応力は許容する部材の設計
ひび割れを許容するかどうかの照査だけでは