水中で浮力を受けた盛土のN値推定

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気中でN値20、φ=35、相対密度50%の礫(砕石)があったとします。
これが水中においてφも相対密度も変わらなかったと仮定した場合
水中で飽和状態にある状態でのN値は推定値として20と言えるのでしょうか?

気中でγ=20kN/m3のものが浮力を受けることでγ´=10kN/m3になること自体はN値には影響しないのでしょうか?

感覚的には、水中で相対密度が低くなることでN値は下がることは解るのですが、
相対密度が変わらなかった場合は水中だろうとN値の推定値は変わらないと思っています。

コメント

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N値で何をしようとしているかではないでしょうか。

①純粋にN値(回数)ということなら、水中では試錐重量も低下するでしょうから、表面的にN値は上がる?
②N値を用いて支持力を算出することが目的なら、γが下がるので支持力は下がる。
③N値を用いて周面摩擦を算出することが目的なら、なんか変わらなさそう・・・

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質問者は何をして質問しているのか、また回答者は何に対して回答しているのか・・・

>N値には影響しないのでしょうか?

 そん何、やってみないで判るわけないでしょ。
 それ以前に、地下水位が変動した場合に、その地層の強度に影響が有るか否かなんて・・・

>①純粋にN値(回数)ということなら、水中では試錐重量も低下するでしょうから、表面的にN値は上がる?

 ぇ~~ N値 検査覧たこと有りますか? もんけんが水中って・・・(∂o∂)はは♪

 それと、・・・N値が礫には使えないとは言いませんが・・・
 砕石でN値20って・・・どんな締め固めするとそんな値の層が出来るのでしょうか

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まず,2つの回答#5563,5564を読んでおわかりのように,何のためにN値を議論するのかを明確にしないとお話しになりません。下記もそのための参考にして下さい。
 机上論では静力学的な考察に基づいて,水中のN値を推定することができるでしょう。しかしそれは全く無意味です。実際にやってみるとわかることですが,重錘の衝撃で地中に局部的,瞬間的に液状化が起こり,N値は明らかにその影響を受けます。
 地震時を想定して,N値を使おうとするのであれば,机上論による推定ではなく,実測値を使うべきです。しかし,静的な状態での地盤特性が問題であるのなら,標準貫入試験以外の試験方法を採るべきです。