支承モルタルの打設方法について

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質問させていただきます。

 現在3径間連続の鋼橋の支承モルタルの打設を(アンカー部分と沓座)2回に分けて行っていますが。現場技術員より「支承モルタルは打ち継ぎを行ってはだめじゃないか」と言われ。打ち継ぐならそれなりの根拠を示せと言われました。今まで経験上2回に分けても問題ないとして2回に分けて打設していたため根拠がなく、いろいろ検索しましたが見当たりませんでした。また、今までそんな事を言われたことがありません。2回に分けて打設する理由として適切な理由を知って見える方はご教授願います。

コメント

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NEXCOの構造物施工管理要領に拠れば

・無収縮モルタルは、練り混ぜ後20分以内に注入しなければならない
・注入は連続的に注入しなければならない なお夏季や注入量が多く連続注入に
支障をきたす恐れのある場合は、アンカーボルト孔上面より20cmの位置まで注入し、ついで残部を連続的に注入するものとする
ただし、打継に要する時間は20分以内でなければならない

となっているようです。

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支承モルタルは何のために、何を目的として、何を要求しているのか考えてください。
1.アンカー部と支承部とは目的が違うはずです。
2.いくら無収縮モルタルといえども、ブリージングによる沈下は発生します。
3.断面の変化するところでは、沈下によるクラックなどが発生しやすい。
色々あると思いますが、要領書に書かれているから、ではなく、何が一番いいのか議論するべきです。

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1.鉛直力に抵抗するため:支承の底面は、水平であり支承底面に密着していなければならない

2.水平力に抵抗するため:アンカーボルトで抵抗するためボルト回りにモルタルは完全に充填されなければならない

3.構造物同士を繋ぐための調整代