亜鉛メッキ鋼材にセメントグラウトを施す場合

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亜鉛メッキ鋼材にセメントグラウトを施す場合,水素脆化が懸念されるため,セメントグラウト以外の防錆方法・措置がとられているそうですが,対策としてセメントグラウトの種類など(例えば混合セメントを使用するなど)で対応できないでしょうか?亜鉛メッキ鋼材にセメントグラウトを施すと水素脆化するメカニズムとか,対策とか,関連文献などご存知であればご教授願います。 
 

コメント

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亜鉛は酸だけでなく、強アルカリにも溶ける(アルミなども同様)。溶けると水素を発生する。これが鋼にしみこんで水素脆化が起こると言われている。混合セメントを使用しても防止はできない。基本は、コンクリート中には亜鉛メッキ鋼材は使わない(メナーゼヒンジなど鉄筋の一部が露出する形式だけ使われていると記憶する)。ただし、鉄筋の応力が十分小さいなら、事実上問題にならないと思う。