鋼橋 横倒れ座屈の状態とは

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よく教科書にあるように
軸力がかかったときに弧を描くような形状に座屈するのは、
容易にイメージできます。

しかし、I桁に曲げモーメントを加えた際に
どのように変形が進展して「横倒れ座屈」と呼ぶ状態になるのでしょうか。
以上、ご教授願えればと思います。

コメント

ユーザー nomkei の写真

図が出ていたので、HPから引用します。
http://www.cv.titech.ac.jp/~miki-lab/class/steel_structure(under)/Class-10-undergraduate2004.pdf#search=%22%E6%A8%AA%E5%80%92%E3%82%8C%E5%BA%A7%E5%B1%88%22

フランジとウェブは実際には剛結されていますが、ヒンジ結合に置き換えればわかりやすいかもしれません。(私だけかもしれませんが・・・)
I型鋼の単純梁の中央に集中荷重が作用した場合を考えます。
上フランジは圧縮されていきますが、ウェブが頑張っているので上下には座屈することが出来ません。
もっと荷重をかけると更に上フランジが圧縮され、遂に水平方向へ座屈することを選んでしまいます。下フランジはと言うと、曲げによって引っ張られておりますので、あまり動こうとはしません。したがって上フランジだけが水平方向に弓形になります。
実際にはフランジとウェブが剛結されておりますので、HPの様にねじられた形状になります。

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nomkei様

>フランジとウェブは実際には剛結されていますが、ヒンジ結合に置き換えればわかりやすいかもしれません。・・・
  ●たいへんわかりやすい説明ありがとうございました.

>(図が出ていたので、HPから引用します。
http://www.cv.titech.ac.jp/~miki-lab/class/steel_structure(under)/Class-10-undergraduate2004.pdf#search=%22%E6%A8%AA%E5%80%92%E3%82%8C%E5%BA%A7%E5%B1%88%22
 ●三木先生は都市大へ移られたためかHPにアクセスできません.
   図をお持ちでしたら,ご教示お願いいたします.

2006.9の投稿ですから届かないかもしれませんが,よろしくお願いいたします.