鉄筋錆に対する亜硝酸リチュームの効果の有無について

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高速道路壁高欄コンクリートは再劣化し,浮き,はく離,鉄筋錆を生じております。全塩分イオン量は鉄筋周辺で2.5kg/m3以上の箇所が多くあるので塩害による鉄筋錆であると推定しております。ついては,塩害に対して亜硝酸リチューム入りのモルタルによる断面修復および断面被覆による補修計画を考えておりますが,亜硝酸リチュームは塩害に対して効果が期待できるものでしょうか?試験施工の報告はありますが,技術的に塩害対策工法として認められているものなのでしょうか?以上について,お伺いいたします。

コメント

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・親不知海岸での暴露実験を参考とされたい
・非常に強いアルカリ性物質であるため,施工中、施工後、廃材処理
に注意を払う必要がある、動植物・環境の変化が少ない場所での使用は控えるべきである

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亜硝酸リチウムは高価な材料。リチウムは、既に生じているアルカリ骨材反応の進行抑制に用いられる。理論的には効くが、施工上の制約から効果が疑問視されている面もある。亜硝酸塩は、いわゆる防錆剤としてJISにも規定されているが、塩化物イオン濃度が高い場合は、効果が疑問視されている。従って、コストパフォーマンスを考えると、ほかの補修方法の方が良いのでは??