柱列式地下連続壁(SMW)と本体構造物の間隔は、いくら確保すればよろしいのでしょうか。 仮設工指針では、土留め壁を外型枠とする方法を用いる場合は、必要な作業空間を確保でいる掘削幅を設定すると記載させています。 これから判断すると、杭の施工精度の幅くらいを見ればよろしいのでしょうか?
精度は出来形管理基準を参考にされたらよい
数年前に行った、掘削深さ20mの開削トンネルでは、設計計算書には50cm+SMW施工精度30cm=80cmと書いてあったように思います。うろ覚えで済みません。 地下水位が高いため、外防水の施工が必要でありました。型枠を組めるスペースとして、最低50cmは必要であると思います。その工事では埋戻し材が購入で残土処分にもお金が掛かるため、出来るだけ掘削土量を減らしコストダウンを図ったものと思われます。そのための不具合がいくつか有りました。例えば腹起しと躯体が干渉するため、切梁腹起しのサイズや間隔を変えてみたり、埋戻しの土砂の投入が出来ないため流動化処理土に変更したりしました。 施工者としては間隔にもう少し余裕が欲しいと思いました。残土処分や埋戻し材の仮置きがコストに余り影響がないので有れば、ご一考を。
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#1976 SMWと本体構造物の間隔
精度は出来形管理基準を参考にされたらよい
#1997 Re:SMWと本体構造物の間隔
数年前に行った、掘削深さ20mの開削トンネルでは、設計計算書には50cm+SMW施工精度30cm=80cmと書いてあったように思います。うろ覚えで済みません。
地下水位が高いため、外防水の施工が必要でありました。型枠を組めるスペースとして、最低50cmは必要であると思います。その工事では埋戻し材が購入で残土処分にもお金が掛かるため、出来るだけ掘削土量を減らしコストダウンを図ったものと思われます。そのための不具合がいくつか有りました。例えば腹起しと躯体が干渉するため、切梁腹起しのサイズや間隔を変えてみたり、埋戻しの土砂の投入が出来ないため流動化処理土に変更したりしました。
施工者としては間隔にもう少し余裕が欲しいと思いました。残土処分や埋戻し材の仮置きがコストに余り影響がないので有れば、ご一考を。