年度末の道路工事と単年度予算との関係

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年度末の道路工事について、未だに私の疑問は解消されません。
役所の予算は単年度予算で決められているわけですが、この予算を全部使い切らずに残すと、そんなに予算は要らないのだろうということになって、次年度以降予算を削られるという事は容易に想像できます。役所内のどこの部署でも予算を少しでも多く取ろうと躍起になっている訳ですから、予算を削られるとしたらその部署の縮小ということに繋がりかねずこれは大変なことで、それを避けるためにどの部署でも予算を残さずに年度内に何とか全部使い切ろうとするのは目に見えています。年度末の道路工事はほんの氷山の一角で、役所のどの部署を取っても同じことが行われているという事は用意に想像出来ます。

コメント

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 電線類の地中化という大変にいいご意見が、昔から言い習わされている誤解と混用されていると思います。年度末工事問題とは関係ないと思います。
 電柱・電線ですが、最近ではケーブルテレビや携帯電話のアンテナなどのせいか、住宅地でも空が余計ににぎやかなのは腹立たしい限りです。これほどに醜い電柱ですが、私は国民の声の弱さも理由のひとつである様に思います。金のかかる事業ですが、そのような公約を掲げる政治家をぜひ支援し、また地域の計画に声を出しましょう。
 またお金のかかる割には狭義の経済効果の少ない事業ですし、電力会社による一部の負担も進まない理由でしょう。声の大きさと合わせて税金や料金を通じた負担に対する覚悟はやはり必要だと思います。
 さて、年度末工事のことです。年度末になると余計な路上工事を行うと言うのは、「偽メール」のような話とは言わないまでも、証明する義務はそれを主張したマスコミにあると思います。無論年度末に、事務所の文具類を買うことぐらいはあるでしょうし、また一般の事業で、単年度予算のため年度後半に工事が集中するのは事実と思われます。
 しかし年度末の路上工事は、緊急なもの以外禁止している道路管理者も多いと聞いていますし、どこかでデータを見た記憶もあります。したがって実際にはさほど多いわけではないのでしょうが、道路管理者に最新のデータやご意見をお聞きしたいものです。

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私は「年度末の道路工事と単年度予算との関係」という投稿をした者です。#1707の整理番号のついたコメントを有難うございます。
単年度予算は役所だけでなく役所の予算で動いている外郭団体が多数あり、そこでも単年度予算が採用されています。私の申し上げた単年度予算の問題点は或る大きな政府関連機関の役員を長年務めて民間に移られた方から直接聞いてたもので、その機関では数年前にそこの従業員が多額のお金の無駄遣いをしているのが表面に出てマスコミでとり上げられ大変な社会問題になったところです。私はその方にその機関で何故あのようなお金の使い方をするのかとお聞きしたところ、「それは単年度予算が原因と考える。もし予算が余ればその予算を立てた人が何故こんないい加減な予算を立てたのかといって罰せられるし、次年度の予算もカットされる。」と言われました。その団体の名前をここに書けば、誰がそんなことを言ったかが分かってしまいその方にも迷惑がかかる可能性が出てくる為ここでは差し控えさせていただきます。これを偽メールの問題ととられる方が居られるとすれば、それはその方の判断にお任せせざるをえません。
ただ一つ疑問に思うことはどの役所でも、政府の関連機関でも予算が予定通りに丁度すべて使い切るという事は大変考え難いことです。もし余った予算があったらそのお金はどうするのでしょうか?特に道路工事や下水工事には膨大な金額が流れ、その予算額も膨大になるのは事実です。
別の政府の外郭団体の従業員の方から聞いている話では、その方は年度末にDoCoMoのFOMAの携帯電話を貸し与えられたと言って見せてくれました。彼に言わせれば、彼の仕事にFOMAのような高級な携帯は全然必要が無く、何故こんなところにお金をかけるのか分からないと言っていました。
民間企業では無駄な経費の削減に努力しています。もし予算が余ればそれを罰して次年度の予算をカットするどころか、予算のカットを常日頃奨励し企業の業績に貢献しようと一生懸命です。
日本の予算がもし単年度予算の為に多くの役所或いは関係機関で無駄に使われているのが事実であるとすれば、これを最小限に食い止めることによって相当額のお金が浮くと思います。これを道路工事の地中化にまわすことが出来ればと言うのが私の率直な考えであり希望でもあります。もし私の単年度予算に対する理解が違っているとすれば、何方かご指摘頂ければ幸いです。

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過去の参考記事です。

質問広場:年度末の道路工事
匿名投稿者 より/ 掲載日時:2002-12-04 18:56
http://jsce.jp/article.pl?sid=02/12/04/0956239

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はじめまして。たまたまネットサーフィンをしていて、この話題に突き当たりました。私は長年東京電力の地中配電線工事に携わって参った者です。まず、多くの方が誤解されているようですが、道路工事といっても、企業者(工事を計画する企業)ごとに全く別に行われるということです。
?道路管理者の工事
?水道の工事
?下水道の工事
?電気の工事
?ガスの工事
?NTTの工事
に大別されます。単年度予算といっても、それぞれ企業者ごとに予算を立てており、お金の出所もさまざまだということです。特に電気、ガス、NTTはすべて株式会社で、役所ではありません。私企業に対して道路管理者は年度末工事には厳しい規制を加え、この三企業は年度末はほとんど工事を行っておりません。必要最小限の工事にとどまり、工事量はガクっと減ってしまいます。単年度予算で消化を考えるのは道路管理者などの役所だけです。道路管理者は平気で年度末に私企業に規制を加えておきながら、自分たちは道路管理に必要という名目でよけいな工事を行っており、それが一般市民の目にとまりやすいというだけのことです。
しかし、一般市民は道路工事というひとくくりにしてしまい、どの企業者が工事をおこなっているかについては、まったく無視する傾向にあります。
役所には、無駄な経費を削減して、税金の無駄遣いを止めてほしいと思うのは、私も同感です。
また、電線の地中化ですが、ヨーロッパではかなり進んでいるのは事実です。しかし日本という国土の特殊事情を考えれば100%地中化することはできないはずです。なぜなら、日本は地震国であり、ひとたび大きな地震災害がおこれば、地中に埋設されている電線は甚大な被害を受けます。地中に埋設された電線を復旧するには、1本あたり約1週間かかります。その点電柱(架空線といいます)ならば、地上に露出しているので、切断個所や被害状況が一目でわかり復旧にも時間がかからずにおこなえます。確かに電線が道路上を縦横無人に走っているのは、見た目がよくありませんが、そういった事情も考慮していただければと思います。

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#1724さんへ、
二点お聞きしたいと思います。
1点は、阪神地震の経験で、架空電線は地中の電線類は比してたしか何十倍以上の断線被害があったとの報告を見た記憶があります。
この点は、人によって見解の相違がありませんか?
少なくとも道路管理者の見解は、電柱転倒による被害防止も含めて地震に強い町づくりんの観点からも地中化を進めています。
架空電線が日本に多いのは、地震国だからという主張をするわけにはいかないのでは?
もちろん、地中化工事費の負担の問題は電力会社のみに帰するのは不当だと思いますが。

2点目は、自分の経験で、予算が余ったからといって年度末に余計な路上工事を行ったことはありませんし、聞いたこともありません。もちろんだからといって、そのようなことが無いと言う事を主張するつもりはありません。
風評ではなく具体に検証し、対策を立てるべきだと思いますので、もし実例があるのであれば教えてください。

あるいは、道路管理者の方の意見はいかがでしょう?

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#1725さん、#1724に対してのコメントありがとうございます。確かに阪神淡路大震災では架空線は甚大な被害をうけました。しかし復旧という観点からみますと、圧倒的に架空線に分があります。阪神淡路大震災での報道どおり、地震後の火災が数多く発生し、その大半が電気の漏電もしくはショートによる火災でした。つまり、ライフラインで最も早く復旧したのは電気で、水道などはかなり復旧が遅れたと記憶しております。関西電力でも、地震発生の際はブレーカーを落としてくださいと懸命にPRしております。地震に強くてもいったん被害が出た場合の復旧の遅さと、景観や多少被害が出やすくても復旧にすぐ取り掛かれるメリットとどちらを選択するのかの問題なのです。地中線は地震に強いといっても、わずか地下1.5メートルに埋設されており、あの規模の地震には大半が耐えられないでしょう。管の継ぎ目がずれ、ケーブルに圧力がかかった時点で変電所は自動的に送電をストップします。その圧力が撤去されない限り安全のため送電を再開しないしくみになっております。はたしてどちらを選択するのか、それは、市民のみなさんでしょうねえ。いまは電気がなければどのライフラインも作動しないということだけは、胸に刻み込んでおいてほしいものです。
また、予算の消化については、私が実際に体験した狭い範囲でのことかもしれませんが、TVなどでも、特集を組んで実態のルポをやっているようです。どこまで真実なのかは、私にはわかりません。メディアは実態を過大にみせかけるものですからねえ。
では。