久しぶりに道路公団民営化論議

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久しぶりに道路公団民営化議論が、テレビのサンデープロジェクトで取り上げられていた。
猪瀬直樹氏を悪者にし弁明の機会を提供するという設定で面白かった。

取り巻く評論家の疑問の第1は、「結局不採算路線を含む9342kmすべてが出来てしまうのは、改革がまやかしであるからだ。」というもの。
第2は、「なぜ松田氏など民営化推進検討委員会の元委員が猪瀬氏を批判するのか」というものであったと思う。

コメント

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道路公団民営化論議の結末で一番おかしいのは、「改革は中途半端で、道路公団は赤字の道路を造り続ける」という固定観念が広く流布していることです。森靖之さんも述べているように、今回の改革で採算のとれない道路は新直轄に移行したわけで、その余の道路の採算は十分とれるわけです。冒頭のようなコメントをするいわゆる識者は、この事実を知らないか、あえて無視しているとしか思えません。
少なくとも、事実に基づく冷静な議論が必要で、学会の使命もこのあたりにあるように思います。 佐中忠