液状化の判定について

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液状化の判定に用いる土の単位重量について,どなたかご教授いただけませんでしょうか。
『道路橋示方書・同解説 ?耐震設計編(H14.3)』P357 表-参6.2におきまして,土の単位重量の概略値として,次の2項目が記載されています。

 ・γt1(地下水位面上の単位重量)
 ・γt2(地下水位面下の単位重量)

ここで,γt2とγt1の差に着目しますと,全ての土質分類において,

 γt2−γt1=2.0kN/m3・・・・?式

になっています。
ここで,?式は,次の?式のように解釈してよいものでしょうか。

 土の飽和体積重量=湿潤重量+2.0kN/m3・・・・?式

なお,?式の解釈が正しい場合,根拠が記載されている文献を教えていただけませんでしょうか。どうか,よろしくお願いいたします。

コメント

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平成2年版の「耐震設計編」にも同じ表が(tf/m3)単位で載っています。

土の飽和体積重量=湿潤重量+2.0kN/m3 については(#3740)などのコメント
を参考にされてはいかがでしょうか?

土の飽和度や土粒子の密度(比重)、間隙比から土の湿潤密度を求めてみると、
上式が成り立つ湿潤重量の飽和度は60〜70%になります。

地下水位よりも浅い位置ではありますが、液状化検討の対象となる低地での
飽和度としてはやや低いと感じます。

ただし、表中の数値についてはかなりたくさんの実績データに基づいていると
考えますので、これを否定するものではありません。

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情報を提供いただきましてありがとうございました。
参考になりました。