ちっとも普及しないETCは何とかならないの?

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ユーザー 匿名投稿者 の写真

料金所渋滞解消の切り札として登場したはずのETC(ノンストップ自動料金支払いシステム)は、車載器が高くて普及率が一向に上がりません。多くの車が利用しないと渋滞解消の効果がないため、「自分だけ高いお金を払って車載器を取り付けてもバカみたい」というのがドライバーの本音だと思いますが、何とかならないものでしょうか。

コメント

ユーザー 中川 義也 の写真

実際に使って、楽しんでいる人からのレポートを紹介します。
ETCゲート13台連続通過、などの報告を見ていると面白いですよ。
買ってみようかなという気になります。

http://www.asahi-net.or.jp/~CG7Y-OONS/off/index_etcoff01.htm
http://www.asahi-net.or.jp/~CG7Y-OONS/

ユーザー 鈴木 義和 の写真

連続通過2台までは目撃したことがありますが、
紹介されたHPのように10数台が通過したら
さすがにびっくりするでしょうね。

今まで、横目で見ていて便利だろうなと感じたことは
多々ありますが、いかにも高いと感じます。

また、自分で目撃した2件を紹介します。
・ETC未搭載車がETCゲートに侵入して、バックして戻ってきた。
 (この場合、正規の扱いはどうするのでしょう?)
・私が渋滞で並んでいるところを隣のETCゲートを1台はすんなり
 通過したが、暫くして(こちらは渋滞中)次の車が進入したは
 良いが、ゲートが開かず、人が右往左往し始め、結局私が通過
 するまで、決着が付かなかった。
  (機械の故障のようでした)

ゲートの改修作業が進んでいるようですので、如何に機械の
コストダウンを図るかだと思います。
ユーザーに対する優遇措置は何かありましたでしょうか?

ユーザー 中川 義也 の写真

13台ではなく、18台の間違いでした。

ユーザー seki の写真

 国土交通省の扇大臣閣議後記者会見(平成15年度予算大臣折衝の結果について)の概要(平成14年12月22日)が同省のHPに乗っています。(http://www.mlit.go.jp/kaiken/kaiken02/021222.html

 その中で、来年度予算にETC(愛称は「イーテック」と決まったようです)の普及のために夜間利用者と長距離利用者の通行料金割引原資として100億円(内、国庫より65億円)確保したとの話題があります。
 ここでおもしろいのは、補助金が65億も出るということです。税金が投入されること事態問題があるとの認識が大臣にないのがなんともやりきれない気がします。

 また、予算折衝の大臣の発言の中に、ETC利用者に将来的にはハイウェイカード並の料金割引が必要とも言っています。これもよく考えるとおかしい、現状でハイウェイカード利用者をETC利用者に変えていきたいのだから、現状のETC利用者の料金がハイウェイカードと同等になっていて当たり前で、普及を目指すなら今後はそれ以下の料金にする努力が必要なのではないか?
 みなさんは、どう思われますか?

ユーザー 匿名投稿者 の写真

国土交通省と道路公団はハイウエイカート゛の段階的廃止を昨年秋発表しており、今年中に5万円、以降3万円、1万円と高額な方から廃止されるらしいです。そうなると、トラック・バスなどの業務関係は間違いなくETCを使うだろうと見られており、表向きのカート゛廃止の目的は偽造対策ですが、ETC普及とセット目的だろうとのこと。ちなみに、ETCが普及すると警察は平均速度違反が摘発しやすくなるから大歓迎。(ザッカ―(三栄書房)3月号。P78)

ユーザー 宮田 卓 の写真

個人的には,外部効果が大きく,かつ市場原理に任せていては解決しない問題のために税金を投入することには,一般論としては賛成です。

本件に関しても,資源の再配分を促すために税金を原資として利用者にインセンティブを与える手法ですから,「市場原理に任せていては解決しない」という条件があるなら問題はないと思います。

ただ,現行の高速道路の整備スキーム(通行料金による償還主義)を変えないという前提の下で,もし民間企業ならどうするかと考えると,別の方法もあると思います。

民間なら,保有設備(ETC料金所や道路空間)の稼働率を向上させるために,当然ながらあらゆる措置を講じるでしょう。交通量が少ない時間帯の通行料金を下げることによって,利用者を一般道路からシフトさせたり,料金が高いため高速道路を敬遠する長距離トラックを,割引によって「新規顧客」として呼び込むなど,トータルで売上を増やすような戦略的な料金設定をすることも可能ではないかと思いますが,いかがでしょうか。

いずれにしても,安易な「損失補てん」の前に,一考の余地はあると思います。

ユーザー 宮田 卓 の写真

ETC(Electronic Toll Collection System; ノンストップ自動料金支払いシステム)は,車両に設置されたETC車載器にETCカード(ICカード)を挿入し,有料道路の料金所に設置された路側アンテナとの間の無線通信(5.8GHzアクティブ方式)により,車両を停止することなく通行料金を支払うシステムです。高速道路における渋滞の3割を占める料金所渋滞の解消,料金所の人件費削減,料金所ブースの簡素化による「スマートインターチェンジ」の増設などが期待されています。

2000年3月に千葉・沖縄地区でサービスが開始され,2002年末現在のETC利用可能料金所は,全国で759か所となりました。一方,ETC車載器を取り付けている車は,2002年末現在で61万台(※セットアップ件数)を突破していますが,自動車保有車両数(約7,000万台)に占める割合は,1%未満にとどまっています。これは,利用者が2001年11月のサービス開始から僅か1か月で100万人,11か月で500万人を突破した,JR東日本のSuica(ICカード出改札システム)と対照的です。

 ※出所: (財)道路システム高度化推進機構(ORSE)

このような状況を打開するため,国土交通省は,2002年7月からハイウェイカードと同様の割引制度を導入しました。

 「ETC前納割引」の導入について

また,2002年3月より「ETC普及・活用検討委員会(委員長:越正毅 東京大学名誉教授)」を設置して検討を行っています。2002年9月に「第1回取りまとめ」としてETC普及・活用のための総合施策が発表され,これを踏まえてETCサービス料金所の拡充,車載器レンタル制度の部分的導入などの新規施策が,平成15年度概算要求に盛り込まれています。

 「ETC普及・活用検討委員会 第1回とりまとめ」について

2003年1月には,国土交通省が本州四国連絡橋の通行料金について,ETCの前納割引を利用すれば最大で基本料金の45%割引となる制度を導入する方針を決め,関係自治体に示しています。

しかし,いずれの普及方策も現行の有料道路の料金体系を変更せず,前納による割引を基本としているため,利用者にとってメリットは今ひとつ,といったところでしょうか。首都高速道路や東京外環自動車道等の均一料金区間で,ETC利用の場合は完全に従距離制料金になるとか,前納ではなくETC利用と一般の場合とで料金メニューに大きく差を付けるといった,利用者の視点に立った抜本的な改革が望まれているのではないでしょうか。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

車載器は高いけど、お金があれば買うのは何とかなるし、
そのうちレンタルとか、車両標準装備とか、
携帯電話のように只で配る仕組みも出てくるんじゃないでしょうか。

私はETC専用のICチップのついたカードを新たに作るのが面倒です。
例えばこんなやつですよ。
http://www5.mediagalaxy.co.jp/OMC/scene/s_etc.html

まず、ETCカードには誤解が多いです。
・新たにクレジットカードを申し込まなければいけないから、持ちたくない。
・せっかくマイレージをためているのに、別のカード番号だと加算されないのでは。
  →そんなことはない、今、持っているカードにETCカード機能を付け加えられます。
  (会社により、一枚のカードで統合できるところと、2枚目として持つところがあります。会社により可・不可があるので各自ご確認を。)
・ETCカードって、クレジットカードでしょ?無駄遣いするからうちのだんなに持たせたくない。
  →それも違う。ショッピング、キャッシングでは使えないようなカードもあります。

それもこれも、カードに関する普及は全てクレジットカード会社に任せた
姿勢があるからだと思います。
例えば、JHのこのページの赤い注意書き。
http://www.jhnet.go.jp/etc/p03.html
カード会社にどうやって申し込めばいいのかちっとも分からない。
機能を付け加えられるのか、一体型なのか、参考情報を出していない。
ORSEのETCカードのヘルプも同様、http://www.orse.or.jp/qa/qa.html#etc
消費者向けのETCカードと事業者向けの別納ETCカードをまとめて説明している点も分かりにくい。
「ETC普及・活用検討委員会 第1回とりまとめ」についても
要約しか見ていませんが、ETCカードの普及のことは触れていない。

クレジットカードって、結構シビアな選択をする人もいますよね。
http://ai2you.com/iKakeibo/column/clm_kako_clm.asp?clm_id=20
センシティブな世界なんですよ、ステータスはカードが語ったりしますからね。
http://www.16dc.co.jp/annai/shuli/gold/gold.shtml
そこのところのハードルを越えるための説明や対応が全くない。
ETCは、差し込むカードを切り替えることができるわけですよ。
他のシステムだったら車両ごとに引き落としする口座は一つだったりするわけですけど
ETCは利用者がどのカードを使うか選択できるわけですよ。
そこは本当に大きな長所、利用者のメリットなのですが、
いま、出回っているほとんどのクレジットカードにはその機能は付いていません。
行きは僕が自分のETCカードで払うけど、帰りはあなたが払ってね、というときに、
あなたのクレジットカードで払いたくてもETCは使えないわけです。

また、今、私は車を持っていないのでETC車載器は買いませんが、
もしレンタカーに付いていたら使いたいと思います。
だけど、それを使うためにわざわざETCカード請求するのは面倒でしょ?
めったに使わない機能に年会費500円かけるのも考え物でもある。
逆に、自分のカードにETC機能がついていた場合、
車載器付きのレンタカーを借りてでもそのメリットを確認したい。

車載器売り場に行っても必ず「ETC専用カードのご相談は当店まで」
と書いてありますが、胡散臭さを感じます。
なんか、別のクレジットカードに加入させられそうで。

結論:
各社、全てのクレジットカードにETCカード(一体型でも可)が必ず付いてくる、
(もちろん年会費永久無料?)
カードの切り替え期間が過ぎる、
その後、ETCも普及する、という話だと思います。

まあ、車載器が普及しだすと、
カード会社も対応は早いでしょうから加速すると思いますが。

#文中に組織攻撃があるので匿名とします。意気地なしですみません。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

 クレジットカード会社の多くは、偽造防止のため数年以内にICチップを内蔵したカードに切り替える予定です。
(例)
http://www.jcb.co.jp/ic/
http://www2.uccard.co.jp/campaign/iccard/
なのに、何でETCオプションをつけただけで追加料金を年500円も取られるのか、理解に苦しみます。
 もし百歩譲ってカード会社に追加コストが発生するとして、それがカード会社の企業努力で回収できないなら(売上が増えるんだからそんなことはないと思いますが)、道路特定財源から回してもいいんじゃないでしょうか。渋滞の軽減は国民の利益になるのですから。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

ETCは車に対するものですが、日常で車を使わない人にとっては、いるの?となってしまいます。特に高速道路以外で使えないのは不便です。そこで、まずJRのスイカのようにカードの普及を推進する。それから、車載器の普及に努めたらどうでしょうか。
特に5万円、3万円の割引カードがなくなるのは、バイクを使う人には不便です。
以上