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#10292

雑駁な説明です。
AE剤が普及していなかった時代(S50前半かな?)、流動性の調整には加水しかなく、それは現場の職人のさじ加減に委ねられており、ときにはシャブコンと言われる出鱈目なコンクリート構造物が出来上がってます。
だから、流動性(スランプ)の高いコンクリートは低いコンクリートより品質が劣るとの固定観念が建設業界全般に刷り込まれています。
実はスランプ8cmというのも確たる根拠があって決まったものではなく、慣例則のようなものですが、それで施工してきた構造物を見ると妥当なスランプ(可もなく不可もなく)だろうと言えます。

AE剤をはじめとした薬が普及した以降は、水セメント比を上げなくても、充填性に懸念などなく、何も問題はないです。
「流動性を高めた現場打ちコン・・・」というのは、鉄筋量が増した鉄筋コンクリート構造物の充填懸念から検討されたもので、今回の無筋構造物に適用できるわけではありません。・・・・全然話の質が違うと言うことです。

本題のスランプ及び骨材粒径を変える話は、どなたかもおっしゃってるように、今まで出来たのだから変える理由が見当たらないです。
ただ、技術者能力の劣った現状要素を加味した場合、いずれ楽な方向に向かっていくかもしれないなとは感じます。

現実、スランプ12だろうが粗骨材20mmだろうが、薬が発達しているので耐久品質に問題が発生することはほぼないです(粗骨材粒径に関しては細かく考えればないとは言えないが)

施工技術能力も落ちているし、当然に発注者の技術レベルも落ちているので、論拠さえしっかり持っていれば施工承諾として通るかもしれませんね。
但し、私の個人観ですがそれが良いとは思いませんし、私が発注者であるなら「今は認めませんね」

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