新しいコメントの追加
早稲田まちづくりシンポジウム2017「地域の持続のかたちを考える —千年を生き続けた知恵を活かし、ふるさとの暮らしを未来につなげるために—」開催のお知らせ
開催日時:2017年7月16日(日)、10:00から18:00まで
会場 :早稲田大学国際会議場・井深大記念ホール(東京都新宿区西早稲田1-20-14)
参加費 :一般¥2,000 / 早稲田都市計画フォーラム会員¥1,000 / 学生無料
詳細については下記をご覧ください。
ホームページ→http://www.toshiforum.arch.waseda.ac.jp/sympo.html
また、参加ご希望の方は以下のフォームより登録をお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeexI0VuqdyMjFO67MqMEdzDllzSGU9...
趣旨
地方の小都市や農山村の生き残り策が活発だ。地域おこし協力隊、ふるさと納税、移住定住促進、地域紹介動画でのアピール。あるいは世界遺産や日本遺産、重要文化的景観といった価値評価への熱も高い。これらは加速する人口減少と超高齢化による地域存続の危機感に根ざしている。一方こうした地域とは、遡れば数百年、ときに千年にわたって人々が生活を営み続けてきた場所でもある。環境に適合しつつ改変することで生計を立て、コミュニティを形成して人々は生き続けてきた。伝統的集落や農山村で出会う風景と人、つまりふるさとの魅力は、その延長線上にある。本シンポジウムでは、中山間地域を主たる対象として、今現在かろうじて存続している生きる力に満ちた地域の価値と知恵を読み取り、未来につなげていくための地域づくりの実践知を議論する。短期的競争による生き残りではなく、地域の真の価値に根ざしたプライドある主体による、ダイナミックな地域の持続のかたちを考えていきたい。
プログラム
10:00 開会挨拶 佐々木葉(早稲田大学創造理工学部社会環境工学科教授)
10:10 基調講演 海老澤衷(早稲田大学文学部教授)
「千年続いた二つのムラ −宇佐宮領豊後国田染荘と東大寺領美濃国大井荘の場合—」
11:00 セッション1「環境のかたち」
パネリスト 石川初(慶應大学環境情報学部教授)
「山のブリコラージュ」
二井昭佳(国士舘大学理工学部まちづくり学系准教授)
「しなやかな強さを持つ暮らしのかたち-洪水と共生する集落」
稲葉信子(筑波大学人間総合科学研究科世界遺産専攻教授)
「自然と文化を連携して考える-国際的な試みの現在」
コーディネーター 山口敬太(京都大学工学研究科准教授)
13:30 セッション2「生計のかたち」
パネリスト 真田純子(東京工業大学環境・社会理工学院准教授)
「シンボルとしての空石積み」
中谷礼仁(早稲田大学創造理工学部建築学科教授)
「千年村のBuildinghood(暮らしと住まいのかたち)」
嵩和雄(NPO法人ふるさと回帰支援センター副事務局長)
「地方移住の現代的意義」
コーディネーター 星野裕司(熊本大学くまもと水循環・減災研究教育センター准教授)
15:10 セッション3「主体のかたち」
パネリスト 山本慎一郎(一般社団法人RCF(兼)茨城大学社会連携センター顧問)
「役場から見た「主体」のあり方~「日本版シティマネージャー制度」非常勤派遣者として~」
窪田亜矢(東京大学都市工学科教授)
「原発被災後の復興まちづくりの主体」
山田圭二郎(金沢工業大学環境・建築学部准教授)
「地域の持続と風景・ガバナンスの動態:小規模自治体の事例から」
コーディネーター 福島秀哉(東京大学工学部社会基盤工学科助教)
16:50 統括セッション
佐々木葉・海老澤衷・中谷礼仁(いずれも前掲)
※終日ロビーにて関連するフィールドでの調査結果などのポスター発表がございます。
18:00より懇親会
主催:早稲田まちづくりシンポジウム2017実行委員会
共催:早稲田大学都市・地域研究所/早稲田大学都市計画フォーラム/千年村プロジェクト
尚、本シンポジウムの一部は「平成29年度JSPS科研費基盤研究(B)「戦略的地域景観まちづくりの理論化と実践手法の開発」15H04062(代表:早稲田大学教授・佐々木葉)」「平成29年度JSPS科研費基盤研究(B)「国土基盤としての<千年村>の研究とその存続のための方法開発26289224 (代表:早稲田大学教授・中谷礼仁)」によるものです。
以上
【お問い合わせ先】
早稲田大学大学院 創造理工学研究科 建設工学専攻 景観・デザイン研究室
修士1年 小澤 広直 Hironao KOZAWA
E-mail:yohlab2003@gmail.com
TEL/FAX:03-5286-3989
コメントする上での重要事項
- 内容を的確に表した表題をつけてください。
- テーマ、論点に沿ったコメントをつけてください。
- 投稿する前に他の人のコメントを読んで、内容の単純な重複を避けるようにしてください。
- コメントは投稿後に修正および削除できませんので、プレビューボタンを使って間違いがないか確認してください。
ユーザ登録またはコメントの投稿に問題が発生した場合は、システム管理者へ問い合わせしてください。