断面修復後の表面保護の有無について+α

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初心者なので拙い部分もあるかと思いますがご了承ください。

供用68年の橋の主桁下面において鉄筋露出やうき等が確認されたので断面修復+予防保全の観点から表面保護を行う計画を立てたのですが、断面修復後の密な状態での表面保護は有効なのでしょうか。それとも断面修復のみで施工しなくても大丈夫なのでしょうか。
あと進展期の構造物における補修方針として表面被覆と表面含浸ではどちらが優れているのでしょうか。他の補修方法等あれば出典も教えていただければと思います。

コメント

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腐食原因は何だったのですか?中性化?塩害?
劣化因子を確実に取り除き、断面修復工を行い、かぶりを適正に確保した場合に、表面保護工までやり過ぎではないですか?

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断面修復の範囲は、主桁下面のみなのでしょうか?全体的に行うものなのでしょうか。上部工下面全体を断面修復するのであれば、必要ないかとも思われますが。

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表面保護工の設置の有無は、劣化因子の侵入経路により判断すれば良いと思います。
保護工の種類は、撥水系と遮水系があります。違いはコンクリート中の水分の蒸発を妨げるかどうかです。
その点に注意して計画すれば良いのではないでしょうか。

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断面修復をした後に再劣化の恐れがあるときは、表面保護工も追加しています。以前、塩害の影響を大きく受ける橋には断面修復した後、コンクリート塗装を行いました。また、かんがい期に水位が上部工下面すれすれまで上がる橋などにも、断面修復後に表面含浸しました。
表面保護工は悪い状態を改善するというより、良い状態をそのまま保つ(現状維持する)ことを目的としていると思います。
残供用年数が30年程度なら、橋の重要度や環境、対策工法のコスト等を考えると、断面修復のみになるかもしれません。

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断面修復後に懸念されるのは、マクロセル腐食による再劣化です、
断面修復だけでは、水の供給までは止められませんので、表面含浸の意義はあると思います。
ましてや、かんがい期に水位がすれすれまであがる部位ですから。