擁壁天端の落石防護柵の配置

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擁壁天端に設置する落石防護柵の配置について質問します。
標準的な落石防護柵の支柱は3m間隔で配置すると思いますが、擁壁の平面的な折れ点や縦断的な勾配変化点などがある場合、スパンはどのようにするのでしょうか?
1.平面的な折れ点がある場合は、折れ点の中心に支柱の中心を一致させて配置するのでしょうか?また防護柵の端部や中間部の支柱間隔はmm単位で配置しても問題がないのでしょうか?
2.縦断的に擁壁天端に勾配がついているときは、勾配変化点に支柱の中心を合わせて配置するのでしょうか?
以上の2点の質問についてわかる方投稿の方、宜しくお願いします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

出来るだけ材料を既製品を使えるようにし、また同じ寸法になるように配置したほうが経済的であるが、歩行者および自動車の運転者の目線に入るものであれば、あまり見苦しい配置も避けたほうがよい。寸法についてはmm単位までとすると間違いのもととなることから避けたほうがよい

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落石防止柵の配置は、平面的折れ点および縦断的折れ点に支柱を配置したほうが、擁壁天端と落石防止柵のネット下端に隙間ができないのでいいと思います。
ただし、擁壁高が変化するような位置は、伸縮目地等が配置されていることがありますので伸縮目地部から0.5mずらして支柱を配置したほうがいいと考えます。
擁壁展開図がmm単位まで表示されているのなら設置する単位は、mm単位でも構わないと思いますが、設計の段階ではcm単位でいいと思います。
支柱の設置間隔は、擁壁天端勾配に合わせ斜長で3m以内にします。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

ご回答ありがとうございまいした。
平面的な折れ点に防護柵を設置する場合、折れ点の中央に防護柵のセンターをあわすのでしょうか?また、縦断的な勾配変化点に防護柵を設定する場合は、勾配変化点に防護柵のセンターを合わすことはしないと思いますが、その場合勾配変化点のどちらか側に寄せて支柱を設置することでおかしくないでしょうか?
最後に、近年、急傾斜地対策工における落石防護柵は、土砂捕捉量を確保するために、防護柵の高さを標準的な1.5Mから2.0Mにする場合があります。この場合、防護柵の高さの変化(2.0〜1.5Mへの変化)はどのように対処するのでしょうか?
以上の件について再度投稿願えれば幸いです。

ユーザー Okunishi Kazuo の写真

質問事項に限っての技術的回答としては#3893, #3894のコメントは正しいと思います。しかし質問者の方には「落石防止柵」はすべての落石を防止できるものではないことを認識してほしいと思います。さらに,擁壁上部の斜面で落石以外に何が起こりうるかについても頭をめぐらして欲しいと思います。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

落石防止柵をH=2.0m(7本掛or6本掛)からH=1.5m(5本掛or4本掛)に変化させる場合は、端末式排土口を用いて上端あるいは下端のローフ゜2本を1本にする方法で対応します。
東京製綱などのメーカーに聞けばそのうような方法を教えてもらえます。
実際にそのような方法で設計し現場もできあがった物件を設計しましたので、この方法でよいと思います。

平面的な折れ点に防護柵を設置する場合、折れ点の中央に防護柵のセンターをあわすのでしょうか?また、縦断的な勾配変化点に防護柵を設定する場合は、勾配変化点に防護柵のセンターを合わすことはしないと思いますが、その場合勾配変化点のどちらか側に寄せて支柱を設置することでおかしくないでしょうか?
   ↓
あなたの考えで設定すればいいんでないの。