擁壁設計計算で粘着力を見込まない理由

擁壁工指針　P.65にて
「(2)裏込め材料・盛土材料の諸定数
　1)粘着力cについては、過大評価にならないよう低減等を行い設定する必要がある。」
粘着力を考慮することで結果が有利になってしまうので、出来るだけ小さい数字で検討を行った方が良いという事ですね。
L型擁壁は粘着力を考慮するケースはほとんどないと思います。
ブロック積擁壁で結果がNGのときに、粘着力を考慮するときがあります。