第3種第4級設計速度30kmの山岳道路の平面線形について教えてください。

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第3種第4級の山岳道路の道路設計をしています。設計速度30kmの小型道路設計において地形的な理由から最小曲線半径30mの単曲線でS字の曲線線形を計画しました。曲線間には直線部は設置していません。曲線長は50m以上確保しています。曲線部の拡幅量は1車線当り0.5m確保しS字曲線部は拡幅量を統一した幅員で計画し、S字部の前後で拡幅量を緩和区間長で擦り付けました。曲線間で緩和区間長を設けることは、地形的にも経済的にも不可能な箇所ですが、道路構造令上問題無いことでしょうか。そのような記載があれば教えてください。

コメント

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単曲線どうしの背向曲線はそれが最善です。
最小緩和区間長は25m?なのでそれが背向点から始まるとおかしな端部線形および片勾配配置になるはずです。
一概には言えませんが、構造令では最小値を示していますのでそれ以上であれば良いのです。

それ以上を求めたときに地形や経済的制約が出てくるのです。
S字曲線前後で緩和区間確保可能ならば、曲線間で緩和区間を設けることは地形、経済的には可能なはずです。

詳しく見ていないので分かりませんが、R=30m、曲線長50m程度の背向曲線なんてのは、早論、道路一本ずれただけの話です。
曲線設定以前にルート方線をどうにかしたほうが良いような気もします。
もしくはR=1000などの大きなアールで背向させるとか、再度視点を変える余地はあるのかもしれません。