擁壁 耐震

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擁壁の耐震設計について質問します。

H24擁壁工指針には、要求性能の例として
重要度1 重要度2
レベル1 性能1  性能2
レベル2 性能2  性能3

荷重の種類として
高さ8m以下の擁壁で常時の作用に対しては、レベル1地震動に対して性能2 をレベル2地震動に対して性能3 を満足する。

の記述があります。ここで
①重要度1の擁壁に対しては高さ8m以下の擁壁でも地震時照査をされていますか。
②性能2、3は保有水平耐力照査が考えられますが、その場合橋梁などを参考にして
 設計されていますでしょうか。
 特にレベル1で性能2を満たす重要度2はかなり性能が低下したものになるのでは
 ないでしょうか。
 
 

コメント

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ちなみに「コンクリート擁壁」ですか?
コンクリート擁壁ならばp89-90にみなし規定があり、②のような話にはなりません。
念のため。
(コンクリート擁壁の場合でも①地震時照査はしています。)

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コンクリート擁壁のことでした。記述不足すみません。
回答いただいた内容から
以前は8m以下の擁壁は常時のみの設計でしたが
H24擁壁工指針の改定により
重要度1に当たる場合の
擁壁に対しては高さ8m以下の擁壁でも地震時照査をすることになった。
ということでいいのでしょうか。

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そうです。
実務上の課題としては、重要度1ではレベル2まで照査ということなので、液状化照査が入ってくることです。
レベル2で液状化が懸念される緩い砂層がH=20m堆積する地盤上に、重要度1のH=2mの擁壁を計画する場合、杭基礎とするのか?
通常は液状化照査はしていませんが、今の土工指針を読むと、しないでよいとは読めません。。。