寒中コンクリートの養生管理について

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寒中コンクリートの養生期間について示方書の中で 表12.6.1に示す強度を得る養生期間は、試験による定めが原則である。参考で解説表に示す。なお、湿潤状態に保つ養生期間は8.2を満足しなければならない。

と記載がありますが、目安の養生期間+保温期間の養生日数で良い物なのか、それとも湿潤養生の日平均気温を防寒囲い内温度と考えて湿潤養生期間+保温期間を取らなければいけない物なのか湿潤養生期間を満足すれば養生期間は終了して良い物なのか、が不明なので教えて頂きたい。

コメント

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あくまでも私見として聞いてください。
まず、どれくらいの重要度がある構造物かです。普通本設の構造物なら試験練りして事前に試験をして強度確認すると思います。養生についても表の値を参考にしつつ、試験結果をにらんで決めます。
試験練りなどをしなくて良いと考えている構造物なら、表に示されている養生日数でいいと思います。単に工程を作成するためだけでしたら、やはり標準日数でかまわないと思います。
養生については、標準日数で施工を行うのでしたら、記載の養生温度をきっちり守る必要があると思います。当然温度は囲い内です。
最低限の養生期間は、目安の養生期間で良いと思いますが、期間が終了したからといってすぐに養生終了すると、ひび割れの発生危険性が高くなりますので出来る限り養生したほうがいいと思います。

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寒中コンクリートの目安の養生期間

「8.2湿潤養生期間」と「表12.6.1所要の圧縮強度を得る養生期間の目安」を比較し,その長い日数とします。
また,養生温度(雰囲気温度)を日平均気温と読みかえればいいと思います。

具体的には,普通ポルトランドの場合,8.2湿潤養生期間と12.6.1厳しい気象作用を受ける場合の解説目安期間が同じなので,結果的に8.2湿潤養生期間を目安に養生すればよいと思います。