浅層改良に於いての土質定数

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浅層改良の設計です。
改良する地盤は今回砂質地盤になるんですが
改良強度を求めるときに(計算例 地盤改良マニュアル P71 しかし例は粘性土なのでφ=0)
内部摩擦角φは見込めるのでしょうか?
改良前はC=0 φ=30です。
何か参考文献などあれば教えてください、宜しくお願いします。

コメント

ユーザー nomkei の写真

一般的には内部摩擦角を無視するのではないでしょうか。
理由としては、
?内部摩擦角を無視した方が安全側である(安心できる)
?砂は劇的に改良効果が得られるので、内部摩擦角を無視しても気にならない
?内部摩擦角を考慮すると配合試験を三軸試験にする必要があり、大仕事である

配合試験の供試体の数だけ見ても、一般には一軸圧縮試験で添加量3パターン×3供試体=9供試体で済みますが、三軸試験の場合はC、φを出すためにこの4〜5倍以上の数が必要となるでしょう。改良材の種類毎に適否比較を行えば、更に2倍、3倍と増えます。試験の手間と時間を考慮すると、比較にならないと思います。

ところで内部摩擦角30°で浅層改良が必要な場合とは、どのような条件なのでしょうか。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

コメントありがとうございます。
今回ボックス基礎が対象なのですが、片土圧になり地震時に於いて偏心が大きい為
許容支持力が40KN/m2であり上部工反力が80KN/m2なので
原地盤ではOUTになります。