橋に影響を与える流動化が生じる地盤の判定の条件

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道路橋示方書、耐震設計編8.3項に示される
(1)橋に影響を与える流動化が生じる地盤
   の条件の中に
 1)臨海部において、背後地盤と前面の水底との高低差が5m以上ある護岸によっ形成された水際線から100m以内の範囲にある地盤

 とあり、「解説」に編土圧の作用する土層では流動化が生じる可能性があると考えることが出来るとされています。
 流動化層が連続してあり、河川から100m以内にある橋台の場合、前面水位からの 高低差は橋台背面土の計画高からと考えていいのでしょうか。

コメント

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前面水位ではなく前面の水底と堤防背面土の計画と読めばよい。河川部流動化の条件は
「道示」?8.3page128下から5行目 河川部についても、・・、・・、・・、・・、・・。
を読まれたい。

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コメント有り難うございました。
「前面水位」と書いたのは当方のミスタイプで、ご意見の様に、「前面水底」です。
道示8.3.1の(1)項、1)項にある背後地盤と前面水底との高低差の設定をするとき、背後地盤高を現地盤とするか橋台背面の計画高(盛り土高)とするかなのですが、側圧のことを考えると橋台背面の高さと思われるのですが。

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その様に考えば安全側でしょうが、計画の道路は堤防背面盛土は河川縦断方向に広がりをもっているのではなく、道路の分だけが盛土となっている様であれば、そのような場所で流動化現象が生じた例は知りません、側方移動は問題となるかもしれませんが?。
河川護岸構造が「道示」?に書かれているような条件以外は検討をする必要はないと考えられます。但し、液状化層の下面の層が傾斜を持っているような場合は港湾基準にあるような検討が必要かもしれません。

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3月20日の福岡西方沖地震では佐賀県で液状化層がある地盤において橋台が移動して遊間が無くなっています。(河川部ではありません平地です)そのほかの構造物も水平移動、傾斜等が観測されています。
これは、流動化、側方移動が生じているためではないでしょうか。