コンクリート標準示方書 圧縮強度試験用円柱供試体の作り方(JSCE-F 506)について

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 充填モルタル製品の出荷検査を担当しております。
 供試体の作成方法についてご質問致します。

 コンクリート標準示方書のJSCE-F 506の 4項a)の記述で、「同一条件の試験に対して必要な供試体の数は4個以上とする。これらの同一条件の供試体は、原則として異なったバッチのモルタルまたはセメントペーストから作る。(供試体の材齢も含む)」とされております。

 上記は、1袋の製品袋から必要材齢分の複数の供試体(例、3材齢で12本)を採取してはならないと解釈されます。左記認識で試験を行うならば、n材齢の試験を行う場合、最低n×4袋の資料及び試験回数が必要になります。

 供試体の作成方法についての認識に誤りがあるのか、どなたかお判りになる方、ご教授頂きたく。よろしくお願い致します。 

コメント

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「原則として」に着目されて、実態に応じて臨機応変に実施されればよいと思います。次が少しだけですが、参考になると思います。
https://www.jsce.or.jp/committee/concrete/QandA/2017Q&A.pdf

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バッチは袋ではなく練り混ぜ回ではないですか?
トン袋の場合には非常に現実的でないでしょう?
骨材に至ってはどうします?
つまりある一回の練り混ぜからn条件各一供試体を作るという事ではないかと思います