ブロック積(大型でない)の基礎について

セクション: 
ユーザー 匿名投稿者 の写真

(うまく説明できるかどうかわかりませんが、よろしくお願いいたします。)

現在、GLから直高6.5m盛土を施した上に建築物(縦×横×高=12.0×11.0×3.5m@鋼製)を築造する計画があり、
その造成に係る構造物の検討(大型ブロック積み、逆T擁壁、ブロック積みなど)をしています。
ブロック積みの基礎下に「杭基礎」を施すことがあるのかどうかお教えください。

土質は主に砂質土(N値4~5)で、GL-5m位置に支持地盤があります。
ブロック積みが選定された場合、ブロック積みの基礎下に杭基礎を施すことがあるのか教えてください。

固化工法なども基礎工法の比較検討に入っているのですが、
震度が深い場合は、経済的に不利になる可能性もあります(まだ検討途中です)

「固化工法が不経済」という判断になった場合、杭基礎が選定される可能性があるのですが、
ブロック積み下に杭基礎を施す事例をほとんど聞いたことがないため、違和感を感じています。

これまでの事例や経験で構いませんが、もし可能であれば参考文献等あれば
お示しいただい、教えていただけたらと思います。
よろしくお願いいたします。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

経験も無ければ聞いたこともありませんが、
大型積みブロック下には基礎コンを設置するので、その基礎コンに杭を打つことになるでしょうから、出来ないわけではないですね。
但し、底面が狭いから支持力足らずになるわけで、例えばL型擁壁(現場打ちでも二次製品でも同じ)なら基礎を必要としないかも知れません。

積みブロと建物の相関関係が分かりませんが、建物も杭基礎がいるとは思います。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

なるほど「底面積が大きくなる、もしくは重量が軽くなれば、支持力不足に陥らないため
そもそも杭基礎が必要ない」という理論ですね。確かにそれはあり得ます。
ありがとうございました。(ちなみに建築物には杭基礎を施す計画となっています)

ユーザー 匿名投稿者 の写真

付け加えますが、その地盤状態なら杭基礎が要らない事は無いと思います。
一般論で言えばN値4なら杭基礎が要ります。二次製品で幾ら軽いL型擁壁であってもちょっと無理だと思います(二次製品なら底版も薄いので杭基礎はほとんど無理です)
N値4は何処を言っているのか分かりませんが・・・・自然地盤で砂質系でN値4は無いかなと思います。盛土で砂質系でN値4もイメージが沸かない(転圧出来るだろうと思います)

ユーザー 匿名投稿者 の写真

>盛土で砂質系でN値4もイメージが沸かない(転圧出来るだろうと思います)

それで冒頭、うまく説明ができるかどうか、わからないと申しました笑

イメージしやすく申しますと
GLを境に・・・
◆上部は、建築物に高さ(高度)が必要なため、盛土を2000m3ぐらい施し(当然ですが)転圧します。
GLを境に・・・
◆下部は、大昔に土砂崩れが起き、その土が堆積している箇所で、砂質土N値が4~5程度しかありません。

補足するとそのような感じです。返信ありがとうございます。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

ああ、理解しました・・・と言うかそんなことだろうとは思ってました。
テーブルのうえに豆腐があり、豆腐の上にサトウの切り餅を乗っけると言う事ですね。
切り餅の上に建物を建てるが豆腐がふらつくので、テーブルまで突き抜けた割り箸を入れたと言う事ですね。
それは大丈夫ですかねW 伊豆山の土砂災害と同じパターンかも知れないですねW

崩壊土砂転圧よりも杭の方が安い感じはしますが、大丈夫かなあ~ 人ごとなので関係ないですけど。

ユーザー 虹製品屋さん の写真

#8778さんと同じく、聞いたことがありません。

土羽形状や建物の位置などは分かりませんが、逆T型擁壁の方が地盤反力が大きくなると思います。
もたれ式ですと自重で土圧に抵抗しているため反力が小さいのでしょうか。
逆T型に杭基礎を使用しているのはよく目にします。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

やはり聞いたことありませんか。
他の方がおっしゃるように、軟弱地盤で構造計算上必要なのであれば(自分が知らないだけで)
ブロック積みでも杭基礎を施さないといけないのでしょうね。ただやはり違和感はあります。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

積ブロック擁壁と基礎杭についてですが
① ブロック積擁壁で、杭基礎とする場合は基礎コンクリートの補強が必要かと思います。
② 盛土高5.0m以上の宅造擁壁(道路・河川擁壁でない)にブロック積擁壁は原則選定しません。
ご参考までに

ユーザー 匿名投稿者 の写真

>盛土高5.0m以上の宅造擁壁(道路・河川擁壁でない)にブロック積擁壁は原則選定しません。

確かに擁壁工指針(H11年p107)の図2-39「建設省制定土木構造物標準設計第2巻の表では
ブロック積:5.0mでバーチャートが止まっています。

一方でp11「表1-1構造形式選定上の目安(1)」のブロック積み擁壁のところには
「7m以下」とも書かれています。
これら以外に
>盛土高5.0m以上の宅造擁壁(道路・河川擁壁でない)にブロック積擁壁は原則選定しません。

を裏付ける資料(文献)はありますでしょうか。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

横から失礼します。
宅地擁壁として使用するブロック積(練積み造擁壁)の5m以下の根拠は
宅地造成等規制法施行令第8条の別表第4となります。

宅地防災マニュアルの解説がもし手元にあれば、第Ⅰ巻のP386に図化した資料があります。
また、構造図集 擁壁(社団法人日本建築士会連合会」にも標準図の記載があります。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

ブロック積みが5m以下については正解資料ありがとうございました。
非常に助かります。