少子化対策

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ユーザー 匿名投稿者 の写真

 地域の活性化、国際化、社会基盤整備を議論すると当然人口問題に突き当たる。

 5月17日の日経は少子化対策で官民トップ初会合を報じ、「少子の影に潜む(育児負担、年金問題等の)構造的な要素をあぶり出して、未来世代への責任をどう果たしてゆくのか、その覚悟を見せてほしかった・・・」と論じている。

 人口減少がもたらす負の側面、特に活力、国際的評価等は直感的にも重大で、
ヨーロッパ各国があらゆる手だてで人口維持に努めている実態を日本人も直視すべきだろう。
人口減少をいかに防ぐか、次世代に対する現世代の責任であろう。

 さすがに人口が減れば一人当たりの国土面積が増え豊かな生活ができるなどと思う人は少ないようだが、楽観的な我が国の風潮は如何かと思う。

コメント

ユーザー 岡崎康生 の写真

 少子化は、この国にとって大きなテーマだと思います。
 少子化について、育児負担や勤務条件等も問題だとは思いますが、やはり最大の課題は、この国の将来に対する「漠然とした不安」ではないでしょうか。
 この国の将来は、環境問題、廃棄物問題、エネルギーの確保、国の借金はどうする?、といったようなことから、「北朝鮮からミサイルが飛んでくる」まで、暗く不安なことばかりです。このような、将来に対する「漠然とした不安」が、「すぐキレル子供」や凶悪犯罪の増加、ひいては「少子化」の、最も大きな原因になっているのではないかと、いつも思っています。
 このような不安に対して、この国の指導者は、その将来の「方向性」を一切示していません。ただひたすら、「経費節減」と、「民営化」、「規制緩和」を叫んでいるだけです。「民」に委ねれば、全てがうまくいくのでしょうか。「国の方向」を指し示すことこそ、指導者の責任で、「民営化」や「規制緩和」は、責任逃れです。
 ゴミの問題一つとっても、思い切った対策を打ち出さないと、将来どうしようもなくなることは、国民皆わかっている事です。社会資本整備の遅れの問題も然り。必要な負担なら、堂々と国民に負担増を求め、「将来に不安のない、この国の将来」を明確に指し示す事こそ、指導者の責任であり、それが、最大の少子化対策だと思うのですが、如何でしょうか。