自立しない土砂の掘削

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道路路肩の擁壁が変状(転倒)しているため、復旧計画をしています。土質調査の結果、基礎部、擁壁背面共にN値3~8程度で新たな擁壁を設置する場合背面が自立しそうにありません。掘削高さは8m程度です。仮設工として、斜面の補強のため鉄筋挿入工、アンカー工を考えましたが、仮設ではもったいないような気がします。逆巻き工法の擁壁も考えられますが、他に有効な工法はないでしょうか。掘削勾配は1:0.6で高さ5mで小段を考えています。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

人命のはなしですから、もったいないかどうかではなく、必要最小限か、過剰かという判断なんでしょうね。

情報がN値だけなのでよくわかりませんが、仮設鉄筋挿入工より安価な床掘対策としては、
国の積算基準書にも「モルタル吹付工t=3cm」が記載されています。
繊維入りコンクリート吹付工も考えられますが、経験では大きな効果は。。。でした。

個人的には、掘削高が大きいことから、仮設の「鉄筋挿入工+コンクリート吹付工t=10cm」が妥当な気がします。
(ex.「道路土工 切土工・斜面安定工指針」p298 に示される 「経験的手法」等)