浚渫土の再利用

セクション: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

那覇港管理組合の委託により「那覇ふ頭埋没地泊地浚渫工事」を行っていますが、浚渫土を有効利用する際に,各種固化材による土質改良を行うと思います.
改良土のコーン指数により第○種改良土と「発生土利用基準」では分類しますが,
例えば,細粒分含有率や含水比はこの分類には影響するのでしょうか?
表を見る限り,改良後のコーン指数のみで判定すると思うのですが,如何でしょうか?

また,上記以外で改良土に対して何かしばりになるような条件がついた事例など
ご存じの方がいればご教授して頂くと幸いです....

よろしくお願い致します.

コメント

ユーザー 阪本 廣行 の写真

おっしゃるとおり改良土の区分は規定された方法によるコーン指数のみで判断します。
細粒分含有率や含水比は、強度発現や、改良土の取り扱いやすさに影響してきます。
改良土の利用においては六価クロムの溶出試験が必要になります。また、道路などに利用するときはCBR試験が必要になる場合があります。
 有機物などを含んだ浚渫土をセメント系の固化材で改良する時に、臭気が問題となったこともあります。 
 浚渫土ではないのですが、建設汚泥の改良では、pHの範囲が規定されることもあります。

ユーザー NAGURA の写真

セメント系か何かで浚渫土を固化させようと考えられているようですが、改良土の用途が狭くなかなか難しいのが現実です。
新聞古紙を利用した「ボンテラン工法」という工法があります。盛土材や土羽土(植生可能)に転用が可能なので、一度調べられたらよいかと思います。
パンフレットは、以下のホームページに掲載されています。参考になれば幸いです。
http://www.yachiyo-eng.co.jp/02/profile/leaf200311_bonterrain.pdf