防護柵の支柱基礎の計算

セクション: 
|
ユーザー 匿名投稿者 の写真

いつも拝見させて頂いております。
防護柵の支柱基礎の計算(根巻きコンクリート基礎の検討)について御教授ください。

車両用防護柵標準仕様・同解説(平成16年3月)のP132-下から5行目の式について、
コンクリートで置換された地盤の土量として 【V2=(0.7×0.7×0.6)/4=0.0735m3】と記載があります。
これはどの土量を求めているものなのでしょうか?

コンクリートで置換された土量であれば、A×B×t=(0.7×1.1×0.6)/4=0.1155m3ではないかと思うのですが・・・。
記載されている計算式が合っているのであれば、なぜ0.7を2度乗じているのでしょうか?

細かい点ですが、よろしくお願いします。

コメント

ユーザー nomkei の写真

同仕様書が手元に有りませんので、似た計算から推測ですが、コメントさせていただきます。

計算主旨は、支柱1本が関与する基礎全体の背面土の質量を求め、仕様書が規定する背面土の質量以上あればOKとするものだと思います。

まず、根巻きコンなしの計算が前提にありますので、支柱から法面へ90°(法線から前後45°)の角度で切り出した背面土の土量を求めています。

次に、根巻きコンを増やしたので、【根巻きコンの質量】 と 【上記90°より外側の根巻きコンが押している土砂の質量】を加えています。

このままでは、根巻きコンと置き換えられた90°の土砂がダブってますので、ダブった土砂分を計算して控除します。

ご質問のV2は、その控除分と思われますので、90°だけの土砂、すなわち【正方形柱の1/4の体積】の計算式と思われます。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

早速のご回答、ありがとうございます。
コンクリートで置換された地盤の土量=90°のの角度で切り出した背面土の土量
ということですね。
すっきりしました。ありがとうございました。