重力鉄道

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■重力鉄道とは

 今まったく新しい交通システムが提案されています。その概要を見てみることにしましょう。
 物体の移動には普通エネルギーが必要と思われがちですが、物理的にはそうではありません。等速直線運動なら一度与えられた速度はいつまでもなくならず、どこまででも進んでいきます。しかし、日常生活でこれが感じられないのは、摩擦と空気抵抗があるためです。この摩擦を減らすために車輪が発明されました。同じ車輪でも、タイヤとコンクリートの組み合わせで走る自動車よりも、鉄製車輪と鉄のレールの組み合わせで走る鉄道の方がはるかに摩擦損失が少なく、エネルギー使用効率が良いことは皆さんもご存知のとおりです。

 新幹線は時速200km以上で走っていますが、その欠点はほとんどの地域を停まらずに通過してしまうということです。これではその地域に住んでいる人にとって、なんのメリットにもならず、騒音を巻き散らすだけの公害発生源にしかなりません。これがせめて5km置きぐらいに停まればいいのですが。しかし、これは誰が考えても無理でしょう。そんなことをしたら時速200kmなんてとても出せないからです。
 仮にものすごく強力なモーターを使用し、ものすごく強力なブレーキを使用すれば可能かもしれません。しかし、この場合でも深刻な問題が発生します。それはあまりにも大きな加速と減速のGがかかるため、乗客はつり革につかまっても、斜め横にぶらさがって浮き上がってしまうような結果になるからです。

 ここにこれらの問題を一気に根底から解決する鉄道があります。それが重力鉄道です。これはいわば地中に造ったジェットコースターと同じものと考えていいでしょう。
 1例を挙げれば、5km区間の場合、最初の900mで300m下がるスロープで加速し、そこで自然に得られる時速279kmというスピードで水平に3200mを走り、残りの900mで300m上って自然に止まるというものです。もちろん完全に無動力ということではなく、損失を補う比較的小さなモーターは使います。この5km間は約90.7秒。
 皆さんこの鉄道をすぐにでも欲しいとは思いませんか。この鉄道は今すぐにでも造ることが出来るのです。
コンクリートから人へなどと言われ、低迷を続ける土木業界、仕事は100年分以上、ここだけであります。

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