直接基礎の土質試験

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今回橋梁下部工を施工します。直接基礎なのですが、その基礎の強度を確認する為に、平板積荷試験を行ってくださいと施主から言われました。(地盤反力度1800kN/mが条件)しかし、今回の工事は、オープン掘削で、掘削深さがH=5mで、掘削勾配が1:0.6なので、通常バックホウで平板載荷試験の反力をとるかと思いますが、今回はとれそうにありません。こういう場合、平板載荷試験以外にどのような試験があるでしょうか?

コメント

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孔内鉛直載荷試験と言う手もありますが、それもないなら反力が小さくて済むように載荷板を小さくすることを許可してもらうか、一気に全部掘らないで試験用に斜路を設けながら掘削して重機を下げるか・・・。 発注者に考えさせれば良いのでは?そうすることで、試験費だけでなく試験準備にかかる費用も発注者に負担の義務があることを判らせることができますよ。

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平板載荷が条件であれば、工夫してするしかないでしょうか
以下のようなものもあります
簡易支持力測定器利用マニュアル 平成9年9月 近畿地方整備局 近畿技術事務所

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バックホウを反力として使用することができない場所では、鉄板や、コンクリートブロック等を反力として設置し使用することもありますよ。反力の両端にH鋼などを置き、載荷面との高さを調節して試験を行います。バックホウよりも安定感がない場合が多く、設置には注意が必要です。

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以前、施工会社に勤務していました。
同様の橋脚で試験を行いました。H=5.0、1:0.6の掘削勾配でも、バックホウの最終的な搬出路のために一部分は急勾配ながら出入りが出来るようにしていましたので、再度バックホウを入れて試験しました。用地の制限がなければこの方法が可能なのでは?

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 以前水タンクをクレーンで床掘面に下ろし、H鋼、ブロック、キャンバー等で水平に据付、散水車で水を入れて反力に使用したことがあります。重要構造物の支持地盤の確認は簡易試験では認められない場合があるので発注者と協議する必要があります。