切土のり面の安定勾配

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橋脚掘削のため、N値5〜20程度のシルトを掘削します。
設計の掘削勾配は1:0.6で全高は15mあります。
そして直高5.0m毎に1.0mの小段があります。
道路土工「のり面工・・指針」のp138の表に、
粘性土(シルト)の場合、
10m以下で1:0.8〜1:1.2となっています。
今回は15mもあるので1:0.8以上としなければならないと思っています。
この場合、切土量を設計変更できますでしょうか?

コメント

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設計者と施工者が違い施工者が設計の不備であるとすれば、設計変更を申請すればよい

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p138の表は、永久のり面の場合の切土勾配です。
仮設時の切土勾配は、p457、労働安全衛生規則の表を見てください。

これによると、N値10弱のシルト→その他の地山 と解釈すると、
切土全高5m以上の場合、60°未満→1:0.6相当 と判断できます。

ただし、これは「最低限守らないといけない値」です。

設計報告書をみて、1:0.6とした根拠が土質等で示されているはずなので、
確認してください。
もしそれに判断基準が記述されていない、もしくは納得できなければ、
すべり安定計算をしてみて下さい。1:0.6は杓子定規に計算すればアウトになる
はずなので、勾配を緩くする(そのお金を出させる)資料になるはずです。

1:0.6で10m掘削は厳しい気がしますね。。。