フライアッシュ混合セメントの圧送

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18N-8-40 フライアッシュ10%混合生コンの圧送中に閉塞が発生しました。
工場出荷時はスランフ゜は不明ですが、打設中のスランフ゜は6.5でした。
対策として18N-8-20 フライアッシュ10%混合生コンに変更予定です。
フライアッシュ10%混合生コンはスランフ゜ロスが大きいと聞き、変更の効果が心配です。
他の対策があるのでしょうか?

コメント

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私も偉そうなことは言えないのですが、「土木学会 コンクリートのポンプ施工指針」を参考として、コンクリートのスランプ、圧送の状態、圧送管の径、ポンプ車の能力の関係を見直してみることをお勧めいたします.
骨材の変更については、良くやることですが「骨材を40から20に変えることは構造物の耐久性が低下する」という意見があるため一概に良い判断とは言えない部分もあります。その他、圧送に影響を及ぼす要因としては、単位セメント量、粗骨材の形状、細骨材の粒度分布などが考えられますが、これはプラントに支配されているため、変更は難しいと思います。
後は、?受け入れ検査でスランプの許容外のものを排除すること。?やむを得ぬ場合は後添加の流動化剤の使用が考えられます.
以上、ご検討下さい.

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スランプが6.5cm程度であれば、分離していなければ圧送は可能のはずですが?
圧送条件が記載されておりませんので、配管延長、曲がりなどがわかりません。
大きく影響していると思われるのは、セメント量等です。
1.18-8-40ですと、圧送性能は、低いと思われます。
  これは、粘性があまり無いためです。分離しやすい。
2.ミキサー車(アジテータートラック)の荷卸前に高速攪拌して、生コンの分離を防いでいるはずですが、ミキサー車の構造上の問題で、最初に排出する生コンは粗骨材が多くなります。この部分が悪さをして、圧送を阻害する場合があります。これを防止するために、ポンプ車に前車の生コンを多く残して、それに後車の最初に排出される分離気味の生コンを混ぜて圧送を始める。ポンプ車に2台つけられればやりやすいのですが。
3.スランプを10cmか12cmに変更
  セメント量が増えます。
4.強度を変更
  21-8-40に変更 3.と同様で、セメント量が増えます。
5.工場で使用している混和剤をポンプ圧送用混和剤に変更
6.分離低減剤
  現場投入型の分離低減剤があります。