路床盛土における盛土材の改良について

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ユーザー 匿名投稿者 の写真

路床CBR12.0%の設計時において、使用する盛土材の土質試験を行った結果CBR0.3%の結果になり、セメント系固化材による改良での施工に決定したのですが、その施工方法について悩んでいます。
通常の路床盛土であれば1層20cmの巻出しによる転圧となりますが、路床安定処理として考えた場合は1mを1回で盛土したのち、改良材の散布、混合、転圧という施工方法でもいいのか、土取場による改良ののちに通常の路床盛土として施工したらよいのか、どちらが正しい施工方法なのでしょうか。

コメント

ユーザー 匿名投稿者 の写真

国土交通省の積算基準を参考にされたらどうでしょうか。

ユーザー K12880 の写真

わたしも全く同様の疑問を持って今まさに施工中です。経験者に聞いてもはっきりした回答が得られないため安全側をみて20cm毎の転圧をしてその後路床改良してますが、意味がないようなきがしてます。
国交省の積算基準を確認しましたがどこにどのような表現で記載されているのでしょうか?
そこまで教えてもらいたいものです。
よろしくお願いいたします。

ユーザー いさ の写真

私も施工の経験は無いですが、転圧してから改良する、ということは、転圧してからまたスタビライザなどで混合して乱すということでしょうか?正直、事前転圧の意味が全く無いように思いますが・・・?

国交省関東地方整備局の土木工事共通仕様書(第3編 土木工事共通編)P160に、路床安定処理工について記載があります。
http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/tech/shiyousho/kyoutuu/shiyousho3.pdf
「請負者は、路床安定処理工にあたり、混合が終了したら表面を粗均しした後、整形
し締固めなければならない。当該箇所が軟弱で締固め機械が入れない場合には、湿地
ブルドーザなどで軽く転圧を行い、数日間養生した後に整形しタイヤローラなどで締
固めるものとする」
ここで特に転圧厚さについての記載は無いため、混合厚さ毎の転圧で問題無いと思いますが?どうでしょう?

また、建設物価調査会発行の「土木施工の実際と解説」にも路床安定処理工の施工方法について記載されています。
こちらでサンプル版を見る事ができます。
http://www.y-kenkyo.or.jp/whatsnew/backnumber/files/001_whatsnew_0000_sub3.pdf
P31より解説が載っていますので、ご参考まで。

ユーザー 匿名投稿者 の写真

現行版かわかりませんが、舗装施工便覧 H13年12月 P69より

「構築路床の安定処理は一般に路上混合方式で行い、所定の締め固め度が得られれば、全層1層で仕上げる。」と記載されています。

また、同ページに「路床土がきわめて軟弱で突き固めが困難な場合は締め固めを伴わない安定処理土のCBR試験方法(舗装試験法便覧)を参照する。」と記載されています。

参考まで・・・